# 一条工務店の2畳玄関を全部見せます｜框の高さ・コの字収納・窓なしの判断

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Category: 間取り・設計
Tags: 一条工務店, 玄関, シューズボックス, 框, 間取り
Published: 2026-06-09

> 一条工務店で建てた2畳の最小玄関を、設計のこだわりと判断理由つきで全部公開。框を+180mmにした理由、コの字型シューズボックス、窓を採用しなかった3つの理由、床の貼り方向、電気計画まで施主目線で解説します。

「玄関なんて広くなくていい」——そう考えて、我が家は2畳の最小サイズの玄関にしました。それでも、限られた広さの中に、たくさんの工夫を詰め込んでいます。

この記事では、一条工務店で建てた2畳玄関を、設計の判断理由つきで全部見せます。框の高さ、シューズボックスの形、窓を付けなかった理由まで、これから玄関を設計する人がそのまま参考にできる内容です。

<img src="/img/genkan/danju-door-shoesbox.png" alt="一条工務店で建てた2畳玄関の全景。コの字型シューズボックスとDanjuの玄関扉" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

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## 結論：2畳でも工夫次第で満足度は上がる

先に要点をまとめます。

- 玄関は<strong>2畳の最小サイズ</strong>。夫婦2人なら十分
- シューズボックスは<strong>コの字型</strong>でコンセントを設置
- 框の高さを<strong>+180mm</strong>にして腰掛けやすく
- 窓は<strong>不採用</strong>（有料・断熱の弱点・視線）。照明で明るさを確保
- 床は玄関とトイレで<strong>貼り方向を変え</strong>、石目グレーで統一
- 玄関とLDKの間に<strong>ガラス扉を後付け</strong>（冷気対策＋高級感）

広さよりも、一つひとつの判断の積み重ねが住み心地を決めます。

我が家の玄関まわりの間取りはこのようになっています。玄関ホールの右手にコの字型シューズボックス、左手は壁、奥が玄関扉、すぐ隣にトイレ、という配置です。

<img src="/img/genkan/madori.png" alt="2畳玄関とトイレ・LDKの位置関係を示した間取り図" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

3Dパースで見るとこんなイメージです。

<img src="/img/genkan/3d-perspective.png" alt="玄関まわりの3Dパース" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

## 設計のこだわり5選

### 1. コの字型シューズボックス＋コンセント

シューズボックスはコの字型を採用しました。コの字型は内側が空くので、そこにコンセントを置ける形になります。傘やちょっとした小物の充電など、玄関でコンセントが使えると便利です。コの字型を検討している人は、コンセント計画を忘れずに入れておきましょう。

### 2. 框の高さを+180mm

框（かまち）の高さを標準から+180mm上げました。框が高いと腰掛けて靴を履きやすくなり、立ち座りも楽になります。框の高さは図面でしっかり指定する必要があるので、打ち合わせで必ず確認してください。

<img src="/img/genkan/kamachi-180.png" alt="框の高さを標準から+180mmに指定した図面" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

### 3. 床の貼り方向を玄関とトイレで変える

床は玄関とトイレの両方を石目調のグレーで統一しつつ、貼り方向だけを変えています。色味を揃えることで扉越しにきれいにつながって見えます。

<img src="/img/genkan/floor-direction.png" alt="玄関とトイレで床の貼り方向を変えた図面" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

実はこの判断は宿泊体験がきっかけでした。宿泊体験した家では手前と奥で床材が違っていて、そのちぐはぐさを見て「色味は統一しよう」と決めたのです。

### 4. 左手の壁に下地補強

玄関の左手の壁に下地補強を入れました。上着やちょっとした物を掛けるフックを、後から自由な位置に取り付けられるようにするためです。下地がないと壁の好きな場所に重いものを掛けられないので、掛けたい場所が決まっているなら設計段階で下地を入れておきます。下地補強の入れ方やマグネット下地の考え方は[下地補強とマグネット下地](/blog/wall-reinforcement/)で詳しく解説しています。

<img src="/img/genkan/wall-reinforcement.png" alt="玄関左手の壁に下地補強（H=1200〜2110）を入れた図面" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

### 5. 斜め框は「あえて不採用」

おしゃれに見える斜め框は採用しませんでした。我が家は玄関のすぐ隣にトイレを配置しているため、框を斜めにするとトイレに入りづらくなるからです。見た目だけで決めず、動線との兼ね合いで判断しました。

## 窓を採用しなかった3つの理由

当初はコの字シューズボックスの空いた部分に窓をつけるつもりでした。しかし検討の結果、窓は不採用にしました。理由は3つです。

1. <strong>2畳以下の空間は窓が有料</strong>（一条ルール上、居住スペース外の扱いになるため）
2. <strong>窓は断熱・気密の弱点</strong>になる
3. <strong>外からの視線</strong>が気になる

総合的に、お金を払ってまで付ける価値は感じませんでした。その代わり、照明を多めにつけて明るさを確保しています。

<img src="/img/genkan/no-window.png" alt="コの字シューズボックスの空き部分への窓を不採用にした図面" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

## 玄関扉とLDKとの間の扉

窓は付けませんでしたが、扉の選び方には逆にこだわりました。玄関扉と、玄関とLDKをつなぐ扉、それぞれに判断の理由があります。

### 玄関扉は「Danju」を採用

玄関扉は一条工務店の「Danju（ダンジュ）」を採用しました。決め手は宿泊体験です。実際に同じ扉を見て、その質感が気に入って決めました。

我が家は北面玄関なので、扉からの採光はあまり期待していませんでした。ところが実際は、扉のスリットから少しだけ光が入ります。玄関が暗くなる時間帯には、このスリット光がほどよい雰囲気を出してくれます。

<img src="/img/genkan/shoes-box-slit-light.png" alt="玄関扉のスリットから入る光。コの字型シューズボックスの脇を照らす" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

### 玄関とLDKの間にガラス扉を後付け

玄関とLDKの間の扉は、当初は「なし」で計画していました。しかし宿泊体験で玄関からの冷気を感じ、後付けすることにしました。

カタログだけ見ていると、つい「スリットスライダー」に惹かれます。1箇所無料で付けられるので入れたくなるのですが、実物を見て印象が変わり、最終的にガラス扉に決めました。ガラス扉を選んだ理由は3つです。

1. <strong>グラスマでは1箇所無料</strong>で、差額もゼロ円だった
2. <strong>ガラスが上まで入って高級感がある</strong>（実物で見ると本当にきれい）
3. <strong>グラン・スマートのデザインと相性がいい</strong>（スリットスライダーはアイスマート向けのデザイン）

<img src="/img/genkan/ldk-door-photo.png" alt="玄関とLDKの間に後付けしたガラス入りの扉" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

扉と見切り材で挟まれるので、玄関側から見ても違和感はありません。冷気対策と見た目の両方で、後付けして正解でした。

## 見落としがちな「空気の流れ」

意外と見落としがちなのが、家全体の空気の流れです。我が家は、家全体の空気の出口（RA＝リターンエア）が全部玄関に集中する形になっています。これは設計士さんの提案でこの形になりました。

<img src="/img/genkan/ra-flow.png" alt="家全体の空気の出口（RA）が玄関に集中する図面" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

結果的に、断熱性能が相対的に低い玄関に向かって空気が流れていく形になります。熱が逃げやすい場所に空気が流れてくれるのは合理的とも言えます。これから設計する人は、自分の家でもRAの位置と空気の流れを一度確認しておくと安心です。SA・RAの考え方と家全体の空気の流れは[家の空気の流れ（SA/RA）](/blog/sa-ra-flow/)で詳しく解説しています。

## 玄関の電気・照明計画

2畳でも電気計画は手を抜きません。

- 框のすぐ上にスイッチとコンセント（手すりの下、框とほぼ同じ高さ）
- 充電器を固定するための下地（物を掛けながら充電できる工夫）
- ダウンライトは<strong>集光20度</strong>を選択（照らす壁の横幅が狭いため。48度だと光が拡散して壁に当たらない）
- ダウンライトは<strong>壁から15cm</strong>の位置に配置を指定（壁をきれいに照らすため）
- 框の真上に引掛シーリング

電気図面の全体はこのようになっています。

<img src="/img/genkan/electric-plan.png" alt="2畳玄関の電気図面（スイッチ・コンセント・照明の配置）" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

スイッチとコンセントは框の少し上、手すりの下に配置を指定しました。

<img src="/img/genkan/switch-outlet.png" alt="框の少し上にスイッチとコンセントを配置した指示図" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

ダウンライトは壁から15cmの位置に来るよう、特殊指示を出しています。照らす壁の横幅が広い場合は48度のグレアレスでも問題ありませんが、狭い壁には集光20度がちょうどよく当たります。集光角度や種類の選び方は[ダウンライト完全ガイド](/blog/downlight-types/)で詳しくまとめています。

<img src="/img/genkan/downlight-spec.png" alt="ソフトグレアレスダウンライトを壁から15cmに配置する特殊指示" style="width: 100%; border-radius: 8px; border: 1px solid #e2e8f0; margin: 1rem 0;" />

## この間取りの正直な注意点

良いことばかりではありません。2畳玄関＋隣接トイレの間取りには、正直な注意点が3つあります。

1. <strong>来客時にトイレの音が玄関に届くかもしれない</strong>（玄関のすぐ隣にトイレがあるため）
2. <strong>ベビーカーや自転車を置きたい人には狭い</strong>
3. <strong>車椅子フレンドリーではない</strong>

特に3点目は重要です。玄関が2畳しかないため、ここで車椅子を取り回すのは難しく、隣のトイレへの出入りもしづらくなります。将来介護の可能性が近い人には、正直おすすめしづらい間取りです。広さの判断は、今だけでなく将来のライフステージも踏まえて決めてください。

## まとめ

玄関は2畳の最小サイズでも、コの字収納・框の高さ・床の貼り方向・扉の選び方・電気計画といった一つひとつの工夫で、満足度は大きく変わります。特に、玄関とLDKの間にガラス扉を後付けしたのは、冷気対策と高級感の両面で正解でした。一方で、窓なしの判断や車椅子への配慮など、トレードオフもはっきりさせておくことが大切です。

玄関の広さに迷ったら、まず今の暮らしで玄関に何を置いているかを書き出してみてください。必要な広さと、お金をかけるべきこだわりが見えてきます。
