# 一条工務店の1マスは何cm？有効幅の早見表と「家具が入るか」の判断手順

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Category: 間取り・設計
Tags: 一条工務店, 間取り, グリッド, 910mm, 有効幅
Published: 2026-06-21
Updated: 2026-07-28

> 一条の1マスは910mm。でも図面の910mmで家具を測ると入りません。実際に使える有効幅は両側壁796mm・片側壁853mm・壁なし910mm。1〜4マスの早見表と、冷蔵庫・洗濯機・ベッド・廊下・階段が図面段階で入るかを判定する手順、マス目換算でつまずきやすい注意点までまとめました。

「一条工務店の1マスって、結局どれくらいの大きさだっけ？」

答えは910mm（91cm）です。ただ、この数字だけを持って間取りに戻ると、たいてい次でつまずきます。**図面の910mmで家具の幅を測ると、入るはずだったものが入らない**からです。

910mmは壁の芯から芯までの距離で、その中に壁の厚みが含まれています。実際に人が通ったり家具を置いたりできるのは壁の内側だけ。しかもその「使える幅（有効幅）」は、壁が両側にあるか・片側だけか・ないかで3通りに変わります。

この記事でまとめたのは、次の3つです。

- 1マス〜4マスの有効幅を、壁の条件ごとに並べた早見表（図解つき）
- 冷蔵庫・洗濯機・ベッド・廊下・階段が入るかを、図面段階で判定する手順
- マス目換算でつまずきやすい注意点（半マス単位・斜めカット不可など）

設計打ち合わせやマイホームクラウドで間取りをいじるとき、手元に置いておくと判断が速くなるメモとして使ってください。

なお筆者（ろれさん）は現在建築中で、まだ入居していません。この記事は「実際に家具を置いてみた感想」ではなく、**図面と数字だけで入る・入らないを判断するための計算方法**をまとめたものです。

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## 結論：一条の有効幅は「796・853・910」をまず覚える

細かい数字を全部覚える必要はありません。まず1マスの3パターンだけ押さえれば、あとは応用が利きます。

| 壁の条件 | 1マスの有効幅 | イメージ |
|---|---|---|
| 両側に壁あり | 796mm | 廊下、トイレ、収納の内寸など |
| 片側だけ壁 | 853mm | 壁に接した通路、オープン棚など |
| 壁なし | 910mm | 部屋の中の何もない空間、家具の置き幅 |

「両側壁なら約80cm、壁なしならフルで91cm」とざっくり覚えておくだけでも、打ち合わせ中の判断がぐっと速くなります。

上の早見表は1マスから4マスまで、0.5マス刻みで全パターンを載せています。**マス数7段階 × 壁の条件3通り＝21通り**あるので、単一の数字を覚えるより表で引いたほうが確実です。

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## なぜ910mmなのに796mmになるのか

一条工務店に限らず、日本の木造住宅の多くは910mmを基準にしたグリッド（モジュール）で設計されます。この910mmは「壁の芯から芯まで」の距離です。

つまり910mmという数字の中には、壁そのものの厚みが含まれています。実際に人が通ったり家具を置いたりできるのは、その壁の内側のスペースだけ。だから壁の厚みの分だけ、使える幅が削られていきます。

一条工務店の場合、壁1枚で引かれる幅はおよそ57mm。

- 両側に壁がある → 57mm × 2 = 約114mm 引かれて **796mm**
- 片側だけ壁がある → 57mm 引かれて **853mm**
- 壁がない → そのまま **910mm**

910 − 796 = 114、910 − 853 = 57。きれいに壁1枚分ずつ減っているのがわかります。

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## マスが増えても「壁の引き算」は最初の1回だけ

ここがこの早見表のいちばん使いどころです。

マス数が増えても、壁による差し引き分（両側114mm・片側57mm）が増えるわけではありません。壁はあくまで両端にあるだけなので、引かれるのは1回ぶんで固定。あとは0.5マス＝455mmずつ素直に足していけます。

たとえば両側壁の場合は、

- 1マス … 796mm
- 1.5マス … 796 + 455 = 1,251mm
- 2.0マス … 1,251 + 455 = 1,706mm
- 2.5マス … 1,706 + 455 = 2,161mm
- 3.0マス … 2,161 + 455 = 2,616mm
- 3.5マス … 2,616 + 455 = 3,071mm
- 4.0マス … 3,071 + 455 = 3,526mm

という具合。片側壁・壁なしも、スタートの数字が違うだけで足し方は同じです。

検算もできます。4マスで壁がなければ 910 × 4 = 3,640mm。両側壁ならそこから壁2枚分を引いて 3,640 − 114 = 3,526mm。上の足し算の結果と一致します。つまり公式は次の1本だけです。

> **有効幅 ＝ 910 × マス数 − 57 × 壁の枚数**

これを覚えておけば、早見表に載っていない「5マスは？」「4.5マスは？」も自分で出せます。

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## 【本題】「入るか入らないか」を図面段階で判定する手順

早見表の数字を知っただけでは、間取りの判断はできません。ここからが実際の使いどころです。

判定はいつも同じ4ステップで進みます。

1. **置きたいものの幅を調べる**（家電・家具のカタログ記載の本体幅）
2. **必要なすき間を足す**（放熱・扉の開閉・搬入経路に必要な余裕）
3. **置き場所の壁の条件を数える**（両側に壁があるか、片側だけか、ないか）
4. **早見表の有効幅と比べる**（1と2の合計 ＜ 有効幅 なら入る）

つまずくのは決まって3番です。「1マスあるから910mm使える」と思い込んで、実際は両側壁で796mmしかなかった、というパターン。この差は114mm。冷蔵庫のすき間ぶんがまるごと消える大きさです。

### 冷蔵庫・洗濯機（両側を挟まれるかが分岐点）

キッチンの冷蔵庫置き場や洗面所の洗濯機置き場は、壁・カウンター・造作で両側を挟まれることが多い場所です。この場合、1マスで使えるのは796mm。

家電は本体幅ぴったりでは置けません。放熱用のすき間や、搬入時に手を入れる余裕が要ります。必要なすき間の大きさは機種ごとに違うので、**必ず狙っている機種の取扱説明書やカタログで「設置に必要な幅」を確認**してください。そこで出た数値を796mmと比べる、という順番です。

ここで図面の910mmを使ってしまうと、114mm分を過大に見積もったまま間取りを確定させることになります。1マスで足りないと分かったら、1.5マス（両側壁1,251mm）に広げるか、片側の壁をなくして853mmを確保する、という判断に進めます。

### 通路・廊下の幅

両側を壁に囲まれた廊下は、1マスでも有効幅は796mm。一般的に車椅子が通るには最低でも800mm前後欲しいと言われるので、廊下を1マスで取るとややギリギリ。気になる場合は1.5マス（1,251mm）にする、という判断ができます。

将来の介護や、大きな家具の搬入経路を気にするなら、廊下は最初から1.5マスで検討する価値があります。

### 収納・クローゼットの中

クローゼットの内寸も両側壁で見ます。「ハンガーパイプの長さは？」「衣装ケースは横にいくつ並ぶ？」を考えるときは、図面の910mmではなく796mmで計算するのが正解です。

2マスのクローゼットなら1,706mm、3マスなら2,616mm。ここに衣装ケースを横に並べるなら、ケースの幅で割って何個入るかを先に出しておくと、収納量が図面段階で見積もれます。

### ベッド・ソファの置き幅

ベッドやソファは、壁に寄せるか部屋の中央に置くかで使える幅が変わります。壁にぴったり付ける場所なら片側壁の853mm、部屋の中央で壁に触れないなら910mmフルで使えます。

たとえば2マス分のスペースにベッドを置く場合、部屋の中央なら1,820mm、両側を壁で挟まれたアルコーブ状の場所なら1,706mm。この差114mmで、サイドテーブルが置けるかどうかが変わることがあります。家具のサイズは購入予定の製品の実寸で確認してください。

### 階段（有効幅の前にマス数の制約がある）

階段は有効幅より先に、必要なマス数の制約を確認する場所です。一条工務店のオープンステアはストレートのみで、最小3マス（1.5畳）の直線スペースが必要というルールがあります。ボックス階段ならL字・コの字に折り返せるので自由度は高くなります。

このあたりの「一条特有の間取り制約」は数が多いので、[一条ルール全130個まとめ](/blog/ichijo-rules/)に別途整理しています。

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## マス目換算でつまずきやすい注意点

有効幅の計算ができても、一条の間取りには先に知っておくべき前提があります。

### 調整は半マス（455mm）単位

一条工務店の基本単位は910mm×910mmで、壁の調整は半マスの455mm刻みが基本です。「あと10cmだけ広げたい」「15cm動かしたい」という微調整は原則できません。

だから有効幅の計算結果が「あと5cm足りない」となったとき、選択肢は5cm広げることではなく、**半マス（455mm）まるごと広げるか、置くものを変えるか**の二択になります。この前提を知らないまま計算すると、実現できない案を検討し続けることになります。

なお収納・幅広階段・玄関土間など、一部は45.5cm以下の設定ができる例外もあります。個別の可否は設計士に確認してください。

### 斜めのカットはできない

グリッドに沿った直線でしか壁を作れないため、部屋の角を斜めに切り落とすような設計はできません。「この角だけ斜めにして通路を広げる」という逃げ方は使えないので、マス数で解決する必要があります。

### 数値は目安、最終確認は図面で

この記事の壁厚57mmは一条工務店の内壁を前提にした目安です。外壁面や、下がり壁・耐力壁が絡む箇所では条件が変わることがあります。**最終的な寸法は必ず自分の図面と設計士の回答で確認**してください。早見表は「打ち合わせに持っていく当たり付けの道具」として使うのが正しい使い方です。

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## 間取りを数字で詰めるときに使えるツール

有効幅が出せるようになると、次は「その部屋で暮らせるか」の検討に進みます。ブラウザだけで使える無料ツールをいくつか公開しているので、間取り検討と合わせて使ってみてください。

- [ろれさんの家づくり道具箱](https://tools.roresan.com/) -- 日照シミュレーター、ダウンライト照射範囲シミュレーター、間取り図PDFの画像変換・結合など
- [PDF → 画像変換](https://tools.roresan.com/tools/pdf-to-image/) -- 設計士からもらった図面PDFを画像にして、マス目を数えながら書き込みたいときに
- [PDF比較](https://tools.roresan.com/tools/pdf-compare/) -- 打ち合わせごとに更新される図面の差分を見比べたいときに

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## まとめ

- 一条工務店は1辺910mm（91cm）の正方形グリッドで設計する
- 実際に使える有効幅は壁の有無で変わる：両側壁796mm／片側壁853mm／壁なし910mm
- 壁1枚で約57mm、両側で約114mm引かれる。公式は「910 × マス数 − 57 × 壁の枚数」
- マスが増えても壁の引き算は最初の1回だけ。あとは0.5マス＝455mmずつ足す
- 家具・家電は「本体幅＋必要なすき間」を有効幅と比べる。図面の910mmで測ると114mm過大に見積もる
- 足りないときの調整は半マス（455mm）単位。数cmの微調整はできない
- 斜めのカットはできないので、マス数で解決する

「1マスは910mm」という数字そのものは、覚えるのに5秒もかかりません。難しいのはその先、**その910mmのうち何mmが自分の使える幅なのかを、壁の条件ごとに正しく数えること**です。この記事の早見表と4ステップの判定手順を打ち合わせに持っていけば、「入ると思っていたのに入らなかった」を図面段階で防げます。

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