# 一条工務店の太陽光は屋根の形で積載量が変わる｜切妻11kW→片流れ13.475kWにした屋根設計とダミーパネルの費用

URL: https://roresan.com/blog/solar-roof-shape/
Category: 間取り・設計
Tags: 一条工務店, 太陽光, 屋根, 片流れ, 切妻, ダミーパネル, 軒の出
Published: 2026-10-03

> 一条工務店の太陽光は屋根一体型なので、屋根の形で載る量が変わります。ろれさんの家は切妻案だと11kW、片流れにして上限の13.475kWを確保しました。切妻が悪いわけではない理由、ダミーパネルと軒で計36,800円の判断、軒ずらしまで解説します。

ろれさんの家は、途中で検討した切妻屋根の案では太陽光が11kWしか載りませんでした。それまでの片流れ屋根に戻して、上限の13.475kWを確保しています。

切妻屋根が悪いわけではありません。この家のサイズだと、切妻では11kWにとどまった、という話です。大きい家なら、切妻でも最大まで載ることがあります。

屋根の形を決める段階で、太陽光が何kW載るのかを確認しておくと、あとから「デザインで選んだら載らなかった」を防げます。ろれさんはまだ入居前（建築中）なので、実際の発電量ではなく、設計段階の判断としてお読みください。

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## まず結論｜同じ家でも屋根の形で11kWと13.475kWに分かれた

| 屋根の形 | 載った量 | 判断 |
|---|---|---|
| 切妻 | 11kW | デザインのバランスは整ったが、上限まで約2.5kW届かない |
| 片流れ（軒を深く） | 13.475kW（上限） | 搭載量を最大化できる点を決め手に採用 |

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  alt="屋根の形で最大まで載るかが変わる。ろれさん家の切妻案は11kWで届かず、片流れに変更して13.475kWを確保。切妻が悪いわけではなく、大きい家なら切妻でも最大まで載ることもある"
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動画では、屋根設計の話をまとめています。

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## なぜ屋根の形で載る量が変わるのか

一条の太陽光は屋根一体型です。パネルを屋根材の上に後付けするのではなく、パネル自体が屋根面を作ります。だから屋根の形と大きさが、そのまま搭載できる量を決めます。

上限の目安は13.475kWです。ただし全棟がこの容量になるわけではありません。一条の公式サイトでは、平均搭載容量は12.02kW（2024年度実績）と公表されています。

屋根の形は、どれが良い悪いではなく、何を優先するかで選びます。

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  src="/img/solar-roof-shape/02-roof-types.webp"
  alt="屋根の形で太陽光の載せ方が変わる。片流れは大きな屋根面を1面で作れて太陽光に向くが雨仕舞いに配慮が要る、切妻は屋根面が2面でバランスが良く接合部が少ない、寄棟は屋根面が4面で耐風性に優れるが搭載量は少なめ"
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| 屋根の形 | 特徴 |
|---|---|
| 片流れ | 大きな屋根面を1面で作れる。太陽光に向く一方、雨仕舞い（雨漏り）への配慮が要る |
| 切妻 | バランスが良く、接合部が少ない |
| 寄棟 | 耐風性に優れる。太陽光の搭載量は少なめ |

屋根の形ごとの違いは[屋根が8回変わった全記録](/blog/roof-history/)にも書いています。

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## 13.475kWまで載せたかった理由

住宅用として売電するには、パネルとパワコンの小さい方を10kW未満に抑える必要があります。パネルを13.475kW載せる家では、パワコンの側が10kW未満になります。パワコンの出力上限に当たるのは、晴れた真昼のピークだけです。

曇りの日や朝夕は、出力がぐっと落ちます。多めに載せておくと、そういう日でもパワコンの出力上限に近づきやすいので、発電量が落ちる日を底上げできます。11kWだと、悪天候の日にパワコンの出力上限まで届きにくくなります。ろれさんが片流れに戻した理由は、ここにあります。

<img
  src="/img/solar-roof-shape/03-peak-cut.webp"
  alt="多めに載せると曇り・朝夕を底上げできるイメージ図。パワコンの上限の線に対して、容量が多い方は真昼に上限で頭打ちになり、朝夕や曇りの時間帯でも容量が少ない方より出力が高い"
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図は考え方を示すイメージで、数値は入れていません。上限が13.475kWになる理由は、[一条工務店の太陽光パネルは何kW載る？](/blog/solar-capacity/)で解説しています。

ろれさんは、一条の太陽光は基本的に最大の13.475kWを目指して屋根を調整するのがいいと考えました。そのとき積載量だけでなく、軒の長さ（日射取得と日射遮蔽）も一緒に決めておくのがいい、という考えです。

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## 片流れで最大まで載せるときの費用｜ダミーパネルと軒

ダミーパネルは、発電せずに屋根面を埋めるためのパネルです。一条の屋根はパネルで屋根面を作るので、本物のパネルで埋まらない部分をダミーで仕上げます。

軒を伸ばすと屋根の面積が増えます。増えた分もパネルかダミーで埋めるので、軒を伸ばすほどダミーが増える仕組みです。

ろれさんの家のダミーは、屋根上端の一部だけで、面積はかなり少なめです。

<img
  src="/img/solar-roof-shape/04-dummy-layout.webp"
  alt="ろれさんの家の南立面図。屋根上端の黄色い線で囲った一部がダミーパネルで、屋根面の大半は発電する本物のパネル"
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契約時の見積りでは、次の2項目がかかっています。金額は契約時期や仕様で変わります。

| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 屋根特殊施工（ダミーパネル） | 25,800円 |
| 軒出変更（750mmまで・オリジナル太陽光限定） | 11,000円 |
| 合計 | 36,800円 |

<img
  src="/img/solar-roof-shape/05-dummy-quote.webp"
  alt="ろれさん家の見積書の一部。屋根特殊施工（ダミーパネル）の項目が25,800円とハイライトされている"
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<img
  src="/img/solar-roof-shape/06-eave-quote.webp"
  alt="ろれさん家の見積書の一部。軒出変更（750mmまで、オリジナル太陽光限定）の項目が11,000円とハイライトされている"
  style={{ width: '100%', borderRadius: 8, border: '1px solid #e2e8f0', margin: '1rem 0' }}
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追加で3万円台の費用が出ますが、ろれさんは採用しました。夏の日射遮蔽と冬の日射取得は軒の長さで決まるので、ここは逃せないと判断したからです。

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## ダミーを増やさずに南の軒を伸ばす「軒ずらし」

ダミーを増やさずに南の軒を伸ばすには、屋根の芯をずらす「軒ずらし」を使います。

ろれさんの家は、北側の軒の下に窓がありません。北の軒を削っても困らないので、削った分を南に回して、南の軒を長くしました。屋根の芯をずらすこと自体に、追加費用はかかりません。

<img
  src="/img/solar-roof-shape/07-roof-shift.webp"
  alt="ろれさん家の立面図。北の軒を短く南側を長く屋根をずらしてもらったというメモと、壁芯からの軒の寸法、雨どい210mmが書き込まれている"
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日射を考えるときは、雨どいも忘れずに数えます。ろれさんの図面では、軒先から雨どいが210mm前に出ています。軒の705mmと合わせて、915mm分が日陰をつくる計算です。季節ごとの日射シミュレーションをするなら、軒を915mmとして計算すると、実際の日射遮蔽に近い結果になります。寸法はろれさんの図面のもので、家ごとに変わります。

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## 【詳細】屋根の形と一緒に決める2つ｜傾斜と軒の長さ

### 傾斜は3.5寸にした

ろれさんは、屋根の傾斜を1.5寸から3.5寸に変えました。グランスマートでは無料のオプションでした。

1.5寸は約8.5度、3.5寸は約19.3度です。発電が一番いいのは30度前後とされているので、30度に近い3.5寸の方が発電は多くなります。ただし差は数パーセント程度で、屋根が南向きかどうかの影響の方が大きいです。

<img
  src="/img/solar-roof-shape/08-tilt.webp"
  alt="屋根の傾き（寸）と発電。1.5寸は約8.5度、3.5寸は約19.3度でろれさん採用、最適は約30度前後。差は数パーセントで、向き（南）の影響の方が大きい"
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角度は寸から換算した値です。最適な傾斜が30度前後ということと、差が数パーセントということは、一般に言われている水準です。一条が自社パネルについて公表した数値ではありません。自分の家の発電量は、勾配と向きを入れたシミュレーションを営業担当に出してもらうのが確実です。

### 軒の長さは日射遮蔽と日射取得のバランス

埼玉の夏至の南中高度は約77度、冬至は約31度です（緯度から算出）。高い夏の日差しは軒がさえぎり、低い冬の日差しは軒の下をくぐって奥まで届きます。軒が長すぎると冬の日射取得まで減ります。日々の正確な値は[国立天文台の暦計算室](https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/)で確認できます。

軒と日射の詳しい仕組みは、[一条工務店の太陽光パネルは何kW載る？](/blog/solar-capacity/)の「軒と日射のパッシブ設計」にまとめています。

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## まとめ｜屋根の形を決める前に設計士に聞くこと

屋根の形を決める前に、設計士へ次の4つを確認しておくと安心です。

| 聞くこと | なぜ |
|---|---|
| この屋根の形で太陽光は何kW載るか | 形と大きさで載る量が変わる（ろれさんの家は11kWと13.475kW） |
| 上限まで載せるには屋根をどう変えればいいか | 片流れにするなど、屋根の形を見直す |
| 軒を伸ばすとダミーパネルはどれだけ増えるか | 軒の延長とダミーの分だけ費用がかかる（ろれさんの家は計36,800円） |
| 窓のない面の軒を削って、屋根の芯をずらせるか | ダミーを増やさずに必要な面の軒を稼げる |

最大まで載せたいなら、設計士と相談して屋根の形を詰めてください。

関連記事はこちらです。

- [一条工務店の太陽光パネルは何kW載る？](/blog/solar-capacity/)（上限13.475kWの理由・傾斜角・影）
- [屋根が8回変わった全記録](/blog/roof-history/)
- [太陽光13.475kW + 蓄電池7kWhはなぜ最適か](/blog/solar-battery/)（費用対効果と蓄電池）
- [一条工務店の屋根選びで30年で90万円の差](/blog/roof-options/)（屋根材とメンテナンスコスト）
- [一条工務店の紹介制度](/blog/ichijo-referral/)

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## 出典

- 一条工務店 大容量太陽光発電 & 長寿命蓄電池（平均搭載容量12.02kW・2024年度実績）: https://www.ichijo.co.jp/technology/energy/solar/
- 国立天文台 暦計算室: https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
