一条工務店に乾太くんが追加|オール電化なのにガス乾燥機を選ぶ理由
最初にお伝えしておくと、ろれはまだ家を建てている途中で、乾太くんは採用していません。この記事は「一条工務店に乾太くんが追加された」というニュースを受けて、ネット上の情報を調べて整理したものです。数値は目安として読んでください。
一条工務店はオール電化が基本で、ガス契約はいらないのが売りのはず。なのに2026年5月、ガスが必要な「乾太くん」がオプションに追加されました。「え、ガスを引くの?」と一瞬戸惑う話ですが、調べてみると、それでも選ぶ人がいる理由がちゃんとありました。
この記事の内容は動画でも解説しています(クリックで再生)
結論:性能は上、でもガス基本料金の二重負担がジレンマ
先に結論をまとめます。
- 乾太くんはガス専用機なので、入れるなら必ずガスを引くことになる
- それでも選ばれるのは、乾燥の速さ・大容量・ふっくら感がドラム式を上回るから
- ただしオール電化の利点(ガス基本料金ゼロ)を手放すことになり、基本料金の二重負担が生まれる
つまり「乾燥性能を取るか、オール電化のシンプルさを取るか」という選択になります。
なぜ「オール電化なのにガス」が話題なのか
一条工務店の家は、エコキュート・IH・太陽光・蓄電池を組み合わせたオール電化が標準です。ガス設備は基本的になく、ガス契約をしないことを前提に設計されています。
その一条が、ガスでしか動かない乾太くんを公式オプションにしたことで、「電気で完結する家にあえてガスを足すのはどういうことか」と注目が集まりました。
そもそも乾太くんとは
乾太くんは、リンナイのガス式衣類乾燥機です。電気のヒーターやヒートポンプではなく、ガスの高温・大風量で一気に乾かすのが特徴です。
電気式より短時間で大量の熱をつくれるため、乾きが速く、繊維が立ってタオルがふっくら仕上がります。「コインランドリーの仕上がり」と表現されることもあります。
乾太くんの実力(目安)
ネット上で語られている数値を目安として整理します。
| 項目 | 乾太くん(ガス) | 電気ドラム式 |
|---|---|---|
| 乾燥時間 | 約52分(5kg・目安) | 2〜4時間(目安) |
| 容量 | 9kgタイプなら毛布もOK | 少量向き |
| 仕上がり | 大風量でふっくら | 縮みやすいことも |
乾燥時間がドラム式の半分以下というのが、人気の大きな理由です。
オール電化に入れるときの現実
ここが一番のポイントです。乾太くんはガス専用機で、電気式はありません。そのため一条で採用するには、乾太くんのためにガスを引いて契約する必要があります。
- ガス配管の工事費と、湿気を逃がす排気ダクト(外壁に穴あけ)が必要
- ガスの基本料金が毎月かかる(目安:都市ガス月750〜1,000円、プロパン月1,500〜2,000円。地域差大)
- 乾燥1回のガス代自体は数十円と安いが、固定費の基本料金がネックになりやすい
乾燥のランニングコストではなく、「乾燥機のためだけにガス契約する固定費」をどう見るかが判断の分かれ目です。
一条の他の乾燥手段と比べると
一条には乾太くん以外にも乾燥の選択肢があります。一条はそもそも室内干しの環境が整っているのが強みで、天井に付くホスクリーンに竿を差して干したり、使う時だけ引き出す物干しワイヤーを選べたりします。さらに床暖房があるので、冬は室内が乾きやすいとされています。
| 手段 | 種別 | 特徴 |
|---|---|---|
| 室内干し | 室内干し | ホスクリーン等で干す。床暖房で乾きやすいとされる |
| さらぽか | 電気 | 除湿で室内干しがもっと乾きやすい |
| 浴室乾燥 | 電気 | 手軽だが時間がかかる |
| ドラム式 | 電気 | 省エネ。乾燥は2〜4時間(目安) |
| 乾太くん | ガス | 速くて大容量。基本料金が要る |
それぞれ長所と短所があり、家庭の洗濯量によって最適解は変わります。さらぽかやドラム式で十分なら、わざわざガスを引かなくても乾燥はカバーできます。
どんな人に向いている?
あくまで一般的な傾向としての整理です。
向いている人
- 洗濯物が多く、乾燥の速さとふっくら感を最優先したい
- 共働き・子育てで毎日たくさん洗濯を回す(基本料金の元を取りやすい)
無理に選ばなくてよい人
- さらぽか空調やドラム式で乾燥が足りている
- オール電化のシンプルさ(ガス契約なし)を大事にしたい
どちらが良い・悪いではなく、自分の家の洗濯量と価値観で考えるのが大切だと思います。
まとめ
乾太くんが一条のオプションに加わったことで、乾燥の選択肢が一つ増えました。オール電化にガスを足すかどうかは悩ましいところですが、「速さ・仕上がり」と「固定費・シンプルさ」のどちらを重視するかで答えは変わります。
なお、こうした最新のオプションや仕様は打ち合わせのタイミングで変わることも多いので、契約前に最新情報を確認するのがおすすめです。
一条工務店で家を建てるなら、紹介制度を使うとオプションを選ぶ際の費用面でも安心です。あわせてチェックしてみてください。
よくある質問
- 一条工務店で乾太くんは選べるの?
- 2026年に一条工務店のオプションとして乾太くん(リンナイのガス衣類乾燥機)が追加されたとされています。それ以前は施主支給で後付けするのが主流でした。価格や対象商品の正確な情報は打ち合わせで確認するのが確実です(本記事の数値は目安です)。
- オール電化の一条で乾太くんを使うにはガス契約が必要?
- 必要です。乾太くんはガス専用機で電気式は存在しません。オール電化の一条で採用する場合、乾太くんのためにガス配管を引いてガス契約をすることになり、毎月のガス基本料金が別途かかります。これがオール電化に乾太くんを入れる最大の悩みどころです。
- 乾太くんとドラム式洗濯乾燥機はどちらがいい?
- 乾太くんは乾燥が速く(5kgで約52分とされる)、大容量でタオルがふっくら仕上がるのが強みです。電気のドラム式は乾燥に2〜4時間かかりますが、省エネで洗濯から乾燥まで移し替え不要です。速さと仕上がりを取るか、固定費の安さと手間の少なさを取るかで分かれます。
- 乾太くんのガス基本料金はどれくらい?
- 目安として都市ガスで月750〜1,000円程度、プロパン(LPガス)で月1,500〜2,000円程度とされ、地域差が大きいです。乾燥1回あたりのガス代自体は数十円と安いものの、乾燥機のためだけにガス契約する場合は基本料金(固定費)が割高に感じやすい点に注意が必要です。