一条工務店のウォークインクローゼットが新しくなりました。
「ICHIJO Next Walk-in Closet」という名前で、展示場でパンフレットが配られています。
一番の変化は、棚やハンガーの高さを住み始めたあとから自分で組み替えられるようになることです。
今までのシステムクローゼットも、打ち合わせのときに段数や高さは決められました。
変わるのは住んでからの話で、持ち物が増えたり変わったりしたときに、収納のほうを合わせて動かせます。
この記事は展示場で配布されている公式パンフレットをもとにした解説です。
なお私(ろれさん)はすでに着手承諾が済んでいるので、この新しいウォークインクローゼットは採用していません。
書けるのはパンフレットに載っていることの読み解きまでで、実際に使ってみた感想はありません。
この記事の内容は動画でも解説しています(クリックで再生)
結論 - 棚を後から動かせる収納に変わる
先に要点を表にまとめます。
| 論点 | 答え |
|---|---|
| 名前 | ICHIJO Next Walk-in Closet |
| 一番の変化 | 棚とハンガーの高さを、住んでから自分で動かせる |
| 軸になる機能 | 背面自在棚 |
| 機能の数 | 5つ(引き出し収納 / 背面自在棚 / ダブルハンガー / 天棚 / アームハンガー) |
| 収納タイプ | 6種類(広さ3区分 × 収納を置く面の形) |
| 情報源 | 展示場で配布されている公式パンフレット(3枚構成) |
| 未公表 | 適用時期 / 標準かオプションか(価格) / 旧タイプの扱い / 対象商品 |
出典: 一条工務店 公式パンフレット「ICHIJO Next Walk-in Closet 〜美しく収まり、美しく取り出す〜」(著作権法第32条に基づく引用)
パンフレットのキャッチコピーは「自由自在につくる、新しい収納の発想」です。
収納って、間取りを考えている段階では正解がわかりにくいところですよね。
子どもが大きくなる、趣味が増える、服の量が変わる。
住んでから「思っていたのと違った」となりやすい場所だからこそ、後から動かせることに意味があります。
何がどう変わるのか
パンフレットの冒頭にはこう書かれています。
長く住まう中で家族の成長や趣味の変化があり、生活スタイルは少しずつ変わっていくもの。
その変化に合わせて、いつでも自分で簡単に収納をカスタマイズできるよう、人気の「背面自在棚」を軸に新たな収納タイプを用意した、と。
中心にあるのは背面自在棚です。
バッグや小物といったアイテムに合わせて棚の高さを調整でき、ディスプレイ感覚で見せる収納もできる、というのがパンフレットの説明です。
これと、後で出てくるアームハンガーが組み合わさることで、棚もハンガーも自分で位置を変えられる状態になります。
ろれさんに紹介をお願いする今までのウォークインクローゼットとの違い
出典: 一条工務店 カタログ(著作権法第32条に基づく引用)
今の一条工務店のウォークインクローゼットは、カタログに「システムクローゼット(ウォークインタイプ)」という名前で載っています。
壁にハンガーパイプと棚板がついた形で、棚色はクロスグレーです。
誤解されたくないのですが、今のタイプでも打ち合わせの段階で段数や高さは選べます。
すでに現行タイプで建てた方、契約済みの方が損をしているという話ではありません。
違いが出るのは、住み始めたあとに形を変えたくなったときです。
現行タイプは一度決めた形が基本的にそのまま続きます。
Next Walk-in Closetは、そこを自分の手で組み替えられるようにした、という位置づけになります。
新しくなった5つの機能
パンフレットには機能が5つ載っています。
| 機能 | パンフレットの説明 |
|---|---|
| 引き出し収納 | ハンドルレス仕様。ソフトクロージング機能付きスライドレールを採用 |
| 背面自在棚 | バッグや小物などアイテムに合わせて高さを調整でき、ディスプレイ感覚で見せる収納も可能 |
| ダブルハンガー | 上下2段を使うことで収納力を高める。省スペースで収納量を確保 |
| 天棚(ハンガーパイプ付き) | 上部のデッドスペースを活用する収納棚。季節用品など使用頻度の少ない荷物をしまえる |
| アームハンガー | 背面の棚柱に設置。好きな高さに設置でき、可動棚との併用も可能。耐荷重10kg |
引き出し収納 - 取っ手が出っ張らない
出典: 一条工務店 公式パンフレット(著作権法第32条に基づく引用)
クローゼットの中に引き出しが入ります。
ハンドルレス仕様なので取っ手が出っ張らず、パンフレットにも「すっきりとしたデザイン」と書かれています。
レールはソフトクロージング機能付きです。
勢いよく閉めても最後はゆっくり閉まる仕組みで、バタンという音が出ません。
背面自在棚 - 今回の目玉
出典: 一条工務店 公式パンフレット(著作権法第32条に基づく引用)
今回の中心になる機能です。
バッグや小物に合わせて、棚の高さを自分で変えられます。
持ち物は住んでいるうちに増えたり、種類が変わったりしますよね。
そのたびに棚を動かして収納を組み替えられる、というのがこの機能の意味です。
パンフレットには「ディスプレイ感覚で見せる収納も可能」とあり、しまい込むだけでなく並べて見せる使い方も想定されています。
ダブルハンガー - 上下2段で掛ける
出典: 一条工務店 公式パンフレット(著作権法第32条に基づく引用)
ハンガーパイプが上下2段になる仕様です。
これは従来からある仕様で、今回もそのまま用意されています。
丈の短い服を上下2段に分けて掛けることで、同じ幅のまま収納量を増やせます。
天棚 - 上のデッドスペースを使う
出典: 一条工務店 公式パンフレット(著作権法第32条に基づく引用)
ハンガーパイプが付いた上部の棚です。
天井の近くって、何も置かないと空いたままになりますよね。
そこに季節用品のような、出番の少ない荷物をしまう場所として用意されています。
アームハンガー - 好きな高さに付けられる
出典: 一条工務店 公式パンフレット(著作権法第32条に基づく引用)
背面の棚柱に取り付けるパーツです。
棚柱というのは、壁についている縦のレールのことで、穴がたくさん並んでいます。
そこに差し込む形なので、好きな高さにハンガーを付けられます。
可動棚との併用もできると書かれていて、耐荷重は10kgです。
冬のコート数枚くらいをイメージするとよさそうです。
棚は背面自在棚で、ハンガーはアームハンガーで動かせる。
この2つがそろうことで、「自由自在につくる」というコンセプトが形になっています。
ろれさんに紹介をお願いする選べる収納タイプ6種
出典: 一条工務店 公式パンフレット(著作権法第32条に基づく引用)
パンフレットには6つのタイプが載っています。
120 I / 6060 II / 6060 L / 6090 U / 6090 II / 6090 L という並びです。
型番だけを見ると最初は戸惑いますが、2つの軸に分けると読みやすくなります。
型番の読み方 - 数字が広さ、アルファベットが形
図を見ると、数字が部屋の広さを表し、アルファベットが収納を置く面の形を表しているように読めます。
ただしこの読み方はパンフレットに書いてあるものではなく、図から読み取れる見方です。
まず数字のほうです。
型番の数字は尺で書かれていますが、一条工務店の打ち合わせだとマスで数えることが多いですよね。
1尺は約303mm、1マスは910mmなので、次のように対応します。
| 型番の数字 | 尺 | マス | 広さの目安 |
|---|---|---|---|
| 120 | 12尺 | 4マス | 約3.6mの細長い形 |
| 6060 | 6尺×6尺 | 2マス×2マス | 約1.8m角・およそ2畳 |
| 6090 | 6尺×9尺 | 2マス×3マス | 約1.8m×2.7m・およそ3畳 |
次にアルファベットです。
| 記号 | 収納を置く面 |
|---|---|
| I | 片面1面に一直線 |
| II | 両側に向かい合わせで2面 |
| L | L字に2面 |
| U | コの字に3面 |
この2つがわかると、6タイプが一気に読めるようになります。
たとえば 6090 U なら「2マス×3マスの部屋を、コの字に3面使うタイプ」です。
6タイプの違い
| 型番 | 広さ | 配置の形 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 120 I | 12尺(4マス) | 片面1面 | 6タイプで唯一の4マス。廊下のような細長い形 |
| 6060 II | 6尺×6尺(2×2マス) | 向かい合わせ2面 | 正方形を両側から使う |
| 6060 L | 6尺×6尺(2×2マス) | L字2面 | 引き出しの奥行が2尺(約61cm)と深い |
| 6090 U | 6尺×9尺(2×3マス) | コの字3面 | 6タイプで唯一アームハンガーセット付き |
| 6090 II | 6尺×9尺(2×3マス) | 向かい合わせ2面 | 9尺の長いハンガーパイプが2本 |
| 6090 L | 6尺×9尺(2×3マス) | L字2面 | 背面自在棚の幅の合計が6タイプで最大 |
同じ広さでも中身が違うのが面白いところです。
6060 II と 6060 L はどちらも2マス×2マスですが、L字のほうは引き出しの奥行が2尺(約61cm)と深くなっています。
6090 U だけにアームハンガーセットが付いているのも、選ぶときの分かれ目になりそうです。
広さを先に決めて、次に収納を何面に置くかを選ぶ、という流れで考えるとまとまりやすいと思います。
【詳細】各タイプの寸法一覧
パンフレットに載っている寸法をそのまま並べます。
細かいところまで比較したい方向けです。
| 型番 | 引き出し収納 | 背面自在棚 | 天板 | ダブルハンガー |
|---|---|---|---|---|
| 120 I | 幅3尺×奥行1.3尺 | 幅3尺×奥行1.3尺 | 長さ6尺(ハンガーパイプ付き)×2 | 幅740mm |
| 6060 II | 幅3尺×奥行1.3尺 | 幅2.5尺×奥行1.3尺 | 長さ6尺(ハンガーパイプ付き)×2 | 幅740mm |
| 6060 L | 幅3尺×奥行2尺 | 幅2.5尺×奥行1.3尺 | 長さ6尺 / 長さ4.5尺(いずれもハンガーパイプ付き) | 幅445mm |
| 6090 U | 幅3尺×奥行2尺 | 幅3尺×奥行1.3尺 + 幅2.5尺×奥行1.3尺 + アームハンガーセット | 長さ9尺 / 長さ4.5尺×2(いずれもハンガーパイプ付き) | 幅445mm |
| 6090 II | 幅3尺×奥行1.3尺 | 幅3尺×奥行1.3尺 + 幅2.5尺×奥行1.3尺 | 長さ9尺(ハンガーパイプ付き)×2 | 幅740mm |
| 6090 L | 幅2.5尺×奥行2尺 | 幅3尺×奥行1.3尺×2 | 長さ9尺 / 長さ4.5尺(いずれもハンガーパイプ付き) | 幅445mm |
ダブルハンガーの幅は740mmと445mmの2種類です。
向かい合わせ(II)と片面(I)のタイプが740mm、L字とコの字のタイプが445mmになっています。
引き出しの奥行は1.3尺(約39cm)と2尺(約61cm)の2種類で、深いほうが付くのは 6060 L / 6090 U / 6090 L の3タイプです。
出典: 一条工務店 公式パンフレット(著作権法第32条に基づく引用)
まだ公表されていない4つのこと
ここまで読んで「選びたい」と思った方に、正直にお伝えしておきたいことがあります。
パンフレットには書かれていないことが4つあります。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 適用時期 | いつの契約から選べるのか記載がない |
| 標準かオプションか | どちらなのか記載がない。オプションの場合の価格も不明 |
| 旧タイプの扱い | 今までのシステムクローゼットも選べるままなのか記載がない |
| 対象商品 | グランスマートなど、どの商品で選べるのか記載がない |
とくに気になるのが適用時期です。
すでに打ち合わせが進んでいる方が今から変更できるのかどうかは、ここ次第になります。
旧タイプの扱いも、両方から選べるのか片方に切り替わるのかで話が変わってきます。
この4つは推測で答えるより、担当の営業さんに聞くのが確実です。
パンフレットのもらい方
このパンフレットは展示場で配布されています。
スタッフさんに言えばもらえますし、担当の営業さんがいる方は頼んでみてもいいと思います。
3枚つづりで、この記事で紹介した内容が全部載っています。
写真も大きいので、実物のイメージを見ながら考えたい方は手に入れておくと検討しやすいはずです。
もらうときに、さきほどの4つの未公表事項も一緒に聞いてみてください。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新しい名前 | ICHIJO Next Walk-in Closet |
| 中心にあるもの | 背面自在棚。棚の高さを住んでから動かせる |
| 機能 | 引き出し収納 / 背面自在棚 / ダブルハンガー / 天棚 / アームハンガー の5つ |
| 収納タイプ | 6種類。部屋の広さと、収納を置く面の形で選ぶ |
| 型番の読み方 | 数字が広さ、アルファベットが面の形(図から読み取れる見方) |
| 未公表 | 適用時期 / 標準かオプションか(価格) / 旧タイプの扱い / 対象商品 |
収納は住んでから困りやすい場所なので、後から動かせるというのは素直にうれしい変化だと思います。
私はすでに着手承諾が済んでいて採用できませんでしたが、これから打ち合わせをする方は選択肢に入るかもしれません。
気になった方は、パンフレットをもらうついでに営業さんに聞いてみてください。
一条工務店で家を建てることを検討している方は、紹介制度を使うと初回の打ち合わせから話が進めやすくなります。
ろれさんに紹介をお願いする参考にした一次情報
- 一条工務店 公式パンフレット「ICHIJO Next Walk-in Closet 〜美しく収まり、美しく取り出す〜」(展示場配布・3枚構成)
- 一条工務店 カタログ「システムクローゼット(ウォークインタイプ)」掲載ページ
記事内の写真は、上記パンフレットおよびカタログからの引用(著作権法第32条)です。