ろれさんの一条工務店攻略日記

茨城県で一条工務店を建てる。冬日69日・灯油代は全国15位という「関東だけど寒い」県【2026年版】

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茨城県で一条工務店を検討していて、「関東だから断熱はそこまで要らないだろう」と思っていませんか。

先に結論だけお伝えすると、水戸市の冬日は年69.0日で、横浜市(3.8日)の約18倍あります。関東=温暖というイメージは、茨城には当てはまりません。

私(ろれさん)は埼玉県で一条工務店の平屋を建築中の施主です。茨城に建てたわけではないので体感は語れません。そのぶん気象庁・住宅金融支援機構・一条工務店の公式サイトの数値だけを根拠に、茨城で検討している方が最初に知っておきたいことをまとめます。


結論:関東だが冬の冷え込みは厳しい。土地は広く建築費は安め

先に要点をまとめます。

気になること茨城県(水戸市)の答え
冬はどのくらい寒い?冬日69.0日。横浜(3.8日)の約18倍、東京(15.2日)の約4.5倍
暖房費は?灯油代 年15,311円(全国15位)で全国平均並み
いくらで建てられる?建設費3,737.9万円(全国平均−約195万円)
土地はどのくらい?敷地面積434.7m²で全国平均を大きく上回る
展示場は?県内18ヶ所。ただし棟数実績13,050棟は東京・千葉を上回る
直営か別法人か?本体の茨城営業所が担当

ここから、寒さ・費用・展示場・紹介制度の順に見ていきます。


水戸市の冬日は69.0日。横浜の18倍という冷え込み

気象庁の平年値(1991〜2020年)で関東を比べます。

関東の冬日比較。宇都宮72.9日、水戸69.0日、さいたま53.2日、熊谷44.6日に対し東京15.2日、千葉5.7日、横浜3.8日。水戸は横浜の約18倍
地点冬日(最低0℃未満)1月の平均気温灯油代(年間)
宇都宮(栃木)72.9日2.8℃14,597円
水戸(茨城)69.0日3.3℃15,311円
さいたま53.2日3.9℃3,115円
前橋(群馬)46.2日3.7℃11,621円
東京15.2日5.4℃2,044円
千葉5.7日6.1℃4,022円
横浜(神奈川)3.8日6.1℃4,146円

水戸市の冬日69.0日は、宇都宮(72.9日)に次いで関東で2番目に多い数値です。横浜(3.8日)の約18倍、東京(15.2日)の約4.5倍にあたります。

灯油代も年15,311円で全国15位、全国平均(15,094円)並みの水準でした。同じ関東でも東京都区部(2,044円)の約7.5倍で、暖房の実支出がまったく違うことがわかります。

つまり茨城は「関東だから断熱は控えめでいい」という判断が当てはまらない土地です。一条工務店の全館床暖房のように家全体を暖める設備の価値は、この冷え込みの中でこそ体感しやすいはずです。

一方で夏は、猛暑日3.1日・熱帯夜3.9日と関東で最も穏やかな部類でした。熱帯夜3.9日は千葉(26.5日)の7分の1程度です。茨城は「夏の夜は涼しく、冬は冷える」という内陸型の気候だと言えます。

なお水戸市は省エネ基準5地域です。県内には城里町の旧七会村・大子町など4地域の市町村もあり、地域差があります。


茨城県内の展示場は18ヶ所。でも棟数実績は東京・千葉を上回る

一条工務店の公式展示場一覧によると、茨城県内には18ヶ所の展示場があります(うち分譲展示場・完全予約制3ヶ所)。

関東6都県の展示場数と建築棟数実績。茨城県は展示場18ヶ所と少ないが建築棟数13,050棟は東京11,240棟・千葉12,946棟を上回る
都県展示場数建築棟数実績(2026年4月末時点)
埼玉県37ヶ所18,236棟
神奈川県34ヶ所13,215棟
東京都30ヶ所11,240棟
千葉県28ヶ所12,946棟
茨城県18ヶ所13,050棟
栃木県16ヶ所7,326棟
群馬県8ヶ所

注目したいのは、茨城の展示場数18ヶ所は東京(30ヶ所)や千葉(28ヶ所)より少ないのに、建築棟数実績13,050棟は東京(11,240棟)・千葉(12,946棟)を上回っている点です。展示場1ヶ所あたりの実績が高いエリアだということになります。

一条工務店の公式サイトには「茨城県戸建着工棟数 No.1」(住宅産業研究所調べ、対象:2024年度)「茨城営業所設立から34年を超える」という記載があります。なお神奈川・埼玉・千葉は「持家 着工棟数」、茨城・栃木は「戸建着工棟数」と、実績の文言が県によって異なります。

一条工務店の会社概要のグループ企業一覧に茨城県を担当する別法人はなく、本体の茨城営業所が担当しています。

なお茨城県ではHUGme(ハグミー)が選べない可能性があります(栃木県も同様)。特定の商品を狙っている場合は、展示場に行く前に取り扱いを確認しておくと無駄足を防げます。


展示場に行く前に、紹介制度の確認を

一条工務店には、すでに一条で家を建てた施主からの紹介で特典が受けられる制度があります。公式サイトでは「お知り合いを一条工務店にご紹介していただくと、お礼としてi-ポイントを進呈いたします」と案内されています。

この制度は展示場に行く前に申し込むのが原則です。行ってしまってからでは特典が受けられなくなるケースがあるので、検討を始めたら早めに済ませておくのがおすすめです。

私は埼玉県の施主ですが、関東圏の方には私の担当と同じ展示場責任者がサポートに入ります。紹介制度の特典内容自体はエリアで変わりませんが、担当者の入口が変わるという違いがあります。

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【詳細】茨城県の住宅相場と断熱等級

ここからは、より細かいデータを見たい方向けの内容です。

茨城県の建設費3,737.9万円は全国平均3,932.1万円より約195万円低く、敷地面積434.7m²は全国平均329.7m²を約105m²上回る。水戸市の年間電気代163,282円(全国16位)・灯油代15,311円(全国15位)はどちらも関東7都県で最も高い

注文住宅の相場

住宅金融支援機構のフラット35利用者調査(2024年度、注文住宅)による数値です。

項目茨城県栃木県埼玉県全国
建設費3,737.9万円3,728.8万円3,978.7万円3,932.1万円
住宅面積116.8m²116.0m²117.4m²118.5m²
敷地面積434.7m²454.1m²319.3m²329.7m²
世帯年収605.4万円619.2万円631.0万円652.5万円
件数156件98件216件3,272件

建設費3,737.9万円は全国平均より約195万円低く、敷地面積434.7m²は全国平均を約105m²上回ります。土地に余裕があり、建物にかけるコストも抑えめという条件です。平屋や大きめの間取りを検討しやすい環境だと言えます。

なお令和5年住宅・土地統計調査によると、茨城県の持ち家住宅率は69.4%(全国60.9%)、一戸建ての割合は70.1%(全国52.7%)でした。どちらも全国平均を大きく上回り、戸建て志向の強い県です。

光熱費

総務省の家計調査(2023〜2025年平均、二人以上の世帯)による水戸市の光熱費です。

品目水戸市全国平均
電気代(年間・順位)163,282円(全国16位)149,965円
灯油代(年間・順位)15,311円(全国15位)15,094円

水戸市は電気代163,282円(全国16位)・灯油代15,311円(全国15位)で、どちらも関東7都県で最も高い水準でした。冬の冷え込みが実支出に反映されている形です。

断熱等級と日照時間

水戸市は省エネ基準5地域です。5地域の断熱等級7のUA値基準は0.26で、6地域と同じ基準値です(等級4相当は0.87)。

一条工務店の公式サイトでは、断熱等級7の対応商品を「グラン・スマート、アイ・スマート」としており、「建築地やプラン、採用する仕様によっては断熱等級7を満たせない場合があります」という注記が付きます。

水戸の年間日照時間は2,000.8時間で、関東7都県はすべて1,900時間を超えています。FIT(固定価格買取制度)の2026年度の住宅用(10kW未満)の売電単価は、資源エネルギー庁の資料によると1〜4年目が24円/kWh、5〜10年目が8.3円/kWhの2段階です。

なお一条工務店の寒冷地向け特設ページで「北関東」として挙げられているのは栃木県・群馬県で、茨城県は含まれていません。冬日69.0日という数字を見ると意外に思えますが、公式のエリア区分ではそうなっています。


まとめ:関東で断熱を軽視できない県。土地は広く建築費は安め

この記事の要点をまとめます。

  • 水戸市の冬日69.0日は横浜(3.8日)の約18倍、東京(15.2日)の約4.5倍
  • 灯油代15,311円・電気代163,282円はいずれも関東7都県で最高
  • 一方で夏は猛暑日3.1日・熱帯夜3.9日と関東で最も穏やか。千葉の熱帯夜(26.5日)の7分の1
  • 展示場18ヶ所は東京・千葉より少ないが、建築棟数13,050棟は両都県を上回る
  • 建設費3,737.9万円は全国平均−約195万円、敷地434.7m²は全国平均+約105m²
  • 一戸建ての割合70.1%は全国平均(52.7%)を大きく上回る

茨城で検討するなら、「関東だから」で断熱仕様を控えめにしない方がよいと思います。冬日69日という数字を前提に、全館床暖房を含めた暖房計画を相談してみてください。

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参考にした一次情報

この記事の数値は、以下の一次情報から取得しています。施主ブログやまとめサイトの数値は使用していません。

よくある質問

茨城県で一条工務店を建てるといくらくらいかかりますか?
住宅金融支援機構のフラット35利用者調査(2024年度、注文住宅)による茨城県の建設費は3,737.9万円です。全国平均(3,932.1万円)より約195万円低い水準で、敷地面積は434.7m²と全国平均329.7m²を大きく上回ります。土地に余裕がある条件です。
茨城県に一条工務店の展示場はいくつありますか?
公式の展示場一覧では県内に18ヶ所あります(うち分譲展示場・完全予約制3ヶ所)。建築棟数実績は13,050棟(2026年4月末時点)で、展示場数では東京30ヶ所・千葉28ヶ所より少ないものの、棟数実績では東京11,240棟・千葉12,946棟を上回っています。
茨城は関東なのに寒いのですか?
冬の冷え込みは関東でも厳しい部類です。気象庁の平年値では、水戸市の冬日(最低気温0℃未満)は年69.0日で、横浜市(3.8日)の約18倍、東京(15.2日)の約4.5倍です。灯油代も年15,311円で全国15位、全国平均(15,094円)並みの水準でした。関東=温暖というイメージとは違う数字です。
茨城県は一条工務店の直営ですか?
本体の茨城営業所が担当しています。一条工務店の公式サイトによると茨城営業所は設立から34年を超えており、グループ企業一覧に茨城県を担当する別法人はありません。
ろれさんの紹介で茨城だと何か違いますか?
関東圏の場合、ろれさんの担当と同じ展示場責任者がサポートに入ります。紹介制度の特典内容自体はエリアで変わりませんが、担当者の入口が変わるという違いがあります。

ろれさん

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一条工務店グランスマートで埼玉県に21坪の平屋を建てた施主。家づくりの経験をYouTube・ブログ・Webツールで発信中。

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