【速報・6月末版】みらいエコ住宅2026のGX志向型は予算を35%消化。終了予想は2027年1月|秋の申請は間に合う?
みらいエコ住宅2026事業の進捗速報です。2026年6月29日0時時点で、補助110万円の「GX志向型住宅」(新築)は予算の35%が申し込まれました。この記事では、国土交通省が毎日出しているデータをもとに、今のペースが続くと予算がいつ上限に達するのかを、できるだけやさしく予想します。秋に申請を予定している一条工務店の方が間に合うのかどうかも確認します。
- 一条工務店で補助110万円の「GX志向型」を狙っていて、秋に申請予定の人
- 補助金が自分の引き渡し時期まで残るか心配な人
- クラウドHEMS(15万円)を入れるか迷っている人
「自分はどの補助金を狙えるの?」をまず知りたい人は、先に一条工務店の補助金まとめ2026をどうぞ。
まず結論
立場ごとに、今わかっていることをまとめます。
- 補助110万円の「GX志向型」を狙う人へ。今のペースが続くと、予算が上限に達するのは2027年1月ごろの予想です。10月に申請予定でも、枠はまだ残っている見込みです。
- 補助75万円の「長期優良住宅」を狙う人へ。こちらは予算にまだ余裕が大きく、年内になくなる心配は小さいです。
- 共通の注意。住宅は秋に完成が増えるため、予想より早く埋まる可能性はあります。早めに動くほど安心です。
いちばん大事な数字は1つ。
10月中旬の予想は約71%。残りは約3割あり、秋の申請でも枠は残る見込みです。
制度の基本(GX志向型とは何か・補助額・一条工務店の枠の仕組み)は、前の記事で解説しています。この記事は最新の進捗と終了予想だけに絞ります。
いまの状況(2026年6月29日時点)
GX志向型住宅は、予算が750億円あります。国土交通省の公式サイトは、この予算に対して申し込まれた割合を毎日0時時点で出しています。
6月29日時点の割合は35%。金額にすると、約263億円が申し込まれた計算です。残りは約487億円(残り65%)です。
公式が出している数字は「概算値」で、審査中のものや予約も含み、取り下げ分は除いています。割合は1%きざみでの公表です。
これからの予想
「今と同じペースが続くと仮定した予想(=単純計算)」で、いつ予算が尽きるかを見ていきます。出し方は次の3ステップです。
- 公式が毎日出している実測値を見る(A)
- そこから、1日あたりどれくらい進むか(ペース)を計算する(B)
- そのペースを、今の35%から先まで伸ばして予想する(C)
最初と最新の2点だけで割り算してペースを出すより、76日分すべての傾きを見たほうが、ペースが安定します。
A. 毎日のデータ(実測値)
割合の公表が始まる4月15日からの実測値です。
| 日付 | 申し込まれた割合 | 金額(750億円のうち) |
|---|---|---|
| 4/15(公表開始) | 0% | 0億円 |
| 4/30 | 10% | 約75億円 |
| 5/12(第1期おわり) | 16% | 約120億円 |
| 5/31 | 25% | 約188億円 |
| 6/15 | 31% | 約233億円 |
| 6/29(最新) | 35% | 約263億円 |
B. 1日あたりのペース
期間ごとに、1日あたり何%ずつ進んでいるかを計算しました。
| 期間 | 1日あたり | 備考 |
|---|---|---|
| 全期間 4/15〜6/29 | 0.452% | 序盤の速さを含む、速めの数字 |
| 直近30日 5/30〜6/29 | 0.334% | 今の実際のペースに近い |
| 6月 6/1〜6/29 | 0.329% | ほぼ同じ |
| 直近2週間 6/15〜6/29 | 0.296% | 直近はさらにゆるやか |
期間が新しいほどペースが小さくなっています。つまり申し込みのペースは、だんだんゆるやかになっています。5〜6月初めに速かったのは、追加の予算枠(後で説明する「第2期」)が開放されたタイミングだったためで、その後は落ち着きました。
この記事では、予想の中心を「直近30日の0.334%」、速めの場合を「全期間の0.452%」として計算します。
C. 終了の予想
求めたペースを、今の35%から先まで伸ばした月ごとの予想です。
| 時期 | 中心(1日0.334%) | 速め(1日0.452%) |
|---|---|---|
| 6/29(現在) | 35% | 35% |
| 7月末 | 約46% | 約50% |
| 8月末 | 約56% | 約64% |
| 9月末 | 約66% | 約77% |
| 10月中旬 | 約71% | 約84% |
| 10月末 | 約77% | 約91% |
| 11月末 | 約87% | 100%(11月下旬に到達) |
| 12月末 | 約97% | ― |
| 100%に達する時期 | 2027年1月ごろ | 2026年11月下旬ごろ |
中心の予想なら、年末で約97%、予算が完全になくなるのは2027年1月ごろです。もっと速く進んだ場合でも、100%になるのは11月下旬の予想です。
この予想は、今のペースをそのまま先まで伸ばした、いちばん単純な計算です。実際には、住宅は基礎工事から完成まで半年以上かかり、秋に完成と申し込みが集中しやすい性質があります。過去の補助金でも夏から秋に申し込みが集中した例があるため、予想より早く埋まる可能性は頭に入れておいてください。
なお直近はペースがゆるやかになっているので、この単純計算はむしろ早めに出る側です。実際の終了はこれより後ろになる可能性のほうが高いと考えられます。
そこで、一番上のグラフには「ゆるやかになっていくペースが続く場合」の予想も水色の曲線で重ねています。この場合、100%に達するのは2027年後半まで遠のきます。直線の予想(中心で2027年1月)はあくまで早めの目安で、実際にはもっと後ろになる可能性がある、という意味です。逆に、予想より早く埋まる方向に動くとすれば、それは秋に申し込みが集中するなどの外的な要因です。
5月の予想からどう変わったか
このシリーズの流れを整理します。
- 5月の速報。予想では「年末で94%、なくなるのは2027年1月中旬〜下旬」でした。
- 5〜6月初め。追加の予算枠(第2期)が開放され、申し込みが一時的に速まりました。一時は「秋にはなくなるのでは」というペースに見えました。
- 6月末(今回)。その後ペースは落ち着き、35%まで進みました。今回の中心の予想は「年末97%、なくなるのは2027年1月ごろ」で、5月の予想とほぼ同じ着地に戻りました。
第2期が始まった直後の速さは一時的で、直近のペースは5月時点のもともとの予想とほぼ同じに落ち着いた、という整理です。ただし今のペースを伸ばしただけの予想なので、秋の動き次第で結果が変わりうる点は、5月と同じです。
補足として、「第1期」「第2期」は、申し込みを期間で区切って受け付ける仕組みです。詳しくは前の記事で解説しています。
実例:ろれさんの場合
ここからは実例として、私(ろれさん)のケースを紹介します。
- 仮契約は2024年10月(一条工務店の枠は契約が早い人から順なので、順番は早めです)
- 最終の着手承諾は2026年4月(このときにクラウドHEMSを入れると決めました)
- 申請の予定は2026年10月
- 延床21坪で、長期優良住宅の面積の条件は満たせないため、GX志向型ひとつに絞っています
今回の予想だと、10月中旬の割合は中心で約71%、速めでも約84%です。どちらでも枠は残っているので、10月の申請は間に合う見込みです。一条工務店の枠についても、2024年10月の仮契約で順番は早めのため、入れる前提で見ています。
6月初めの速い時期には「10月の申請はぎりぎりでは」という心配もありましたが、その後ペースが落ち着いて余裕が戻った、という流れです。
これから動く人へ
私はすでに手を打ち済みですが、これから一条工務店でGX志向型を狙う人は、次の2つを早めに確認しておくと安心です。
STEP1 一条工務店の枠に入れそうか 「一条枠」とは、一条工務店に割り当てられる社内の申請枠のことです。契約が早い人から順に入れます。自分の順番が早めかどうかを確認しましょう(仕組みは600枠は契約が古い人順で解説しています)。
STEP2 予算が残っているうちに申請まで進めそうか 今の予想では秋まで予算は残る見込みですが、早く埋まる可能性もあります。自分の引き渡し時期から逆算して確認しましょう。
クラウドHEMS(15万円)を入れるかどうかの判断や、GX志向型・長期優良・ZEH+の使い分けは、一条工務店の補助金まとめ2026で整理しています。あわせて、契約前なら一条工務店の紹介制度を使うと最大35万円相当のオプションが無料になります。展示場に行く前の申し込みが条件なので、検討中の方は早めに確認しておくとよいでしょう。
まとめ
- GX志向型(予算750億円)は、6月29日時点で35%が申し込まれました(約263億円)
- 申し込みのペースは直近で1日あたり約0.33%まで落ち着いています
- 今のペースが続くと、予算がなくなるのは2027年1月ごろの予想です
- 10月中旬の予想は約71%(速めでも約84%)で、秋の申請でも枠は残る見込みです
- ただし秋に申し込みが集中して早く埋まる可能性はあるので、早めの確認が安心です
- 長期優良・ZEH水準の枠はまだ余裕が大きく、年内になくなる心配は小さいです
最新の割合は国土交通省の公式サイトで毎日更新されています。この記事の数字は2026年6月29日0時時点のものです。
よくある質問
- みらいエコ住宅2026のGX志向型は今どれくらい予算が埋まっていますか?
- 2026年6月29日0時時点で、GX志向型住宅(新築・予算750億円)に申し込まれた補助金の割合は35%です。国土交通省の公式サイトが毎日0時時点の割合を出しており、この記事はそのデータをもとにしています。
- GX志向型の補助金はいつ頃なくなりそうですか?
- 今と同じペースが続くと仮定して単純に計算すると、予算が上限の100%に達するのは2027年1月ごろです。ただし住宅は秋に完成が増えやすく申し込みが集中する可能性があるため、確定した日付ではなく、あくまで目安として捉えてください。
- GX志向型と長期優良・ZEH水準では予算の埋まり方が違いますか?
- 違います。GX志向型は補助額が110万円と大きく、世帯の年齢などの条件もないため申し込みが集中し、早く埋まる枠です。一方の長期優良・ZEH水準は子育て世帯や若い夫婦に限られるため申し込みが少なく、年内に予算がなくなる心配は小さい枠です。