ろれさんの一条攻略日記

【一条工務店】ナノイーは不要?設計段階で気をつけたい、場所別コスパ最強の匂い対策

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一条工務店で家を建てる方に、設計段階で必ず考えておきたいのが「匂い対策」です。

高気密・高断熱住宅は冬暖かくて夏涼しい最高の性能ですが、実はその裏に「匂いがこもりやすい」という意外な弱点があります。しかもロスガード90は換気はしてくれますが、脱臭はしてくれません。

この記事では、ろれさんが設計士と相談した結果「ナノイー発生機を採用しない」と判断した理由と、代わりに選んだ場所別のコスパ最強の匂い対策を紹介します。

この記事の内容は動画でも解説しています(クリックで再生)


なぜ高気密住宅は匂いがこもるのか

一条工務店の家はC値0.59以下の超高気密。つまり隙間風による自然換気がほぼゼロで、匂いの逃げ場がありません。

「でもロスガードが換気してくれるんじゃないの?」と思いますよね。ロスガード90は確かに2時間で家全体の空気を1回入れ替えますが、「換気」と「脱臭」は全然違います。ロスガードは空気を入れ替えるだけで、匂いの分子を分解するわけではありません。

さらに問題なのが、ロスガードが全熱交換式であること。温度と湿度を回収する際に、匂いも一緒に室内に戻してしまう特性があります。だからトイレや浴室は全熱交換の経路から外して、個別の換気扇で排気する設計になっているほどです。

つまり、高気密住宅は構造的に匂いがこもりやすいので、ロスガード任せではなく、場所別に対策を考える必要があります。


一条オーナーが悩む匂いの場所TOP5

ネットで一条オーナーの声を調べると、匂いに悩む場所がランキングで見えてきます。

順位場所主な原因
1位LDK(料理臭)高気密×オープンキッチンで焼肉・焼き魚の匂いが充満
2位シューズクローク靴の湿気と汗で閉鎖空間に匂いがこもる
3位ウォークインクローゼット計画換気の対象外で衣類の匂いがこもる
4位洗面・ランドリー梅雨時の部屋干しで生乾き臭が出やすい
5位排水口長期不在や換気扇の負圧で封水が切れると下水臭が上がる

焼肉の匂いは気になりますが、翌朝にはほぼ消えるという報告が多いです。ロスガードが2時間で空気を入れ替えるからですね。


ナノイー発生機の真実

「じゃあナノイーを付ければ全部解決?」と思うかもしれませんが、実はそう単純じゃありません。

2024年から有料オプション化

以前はキャンペーンで3箇所まで無料だったナノイー発生機ですが、2024年から有料オプション化されました。

  • 一条工務店価格: 1箇所 約15,180円(税込)
  • パナソニック定価: 約26,620円(税込)

しかも一条で採用しているのは通常のナノイー(FY-10S相当)で、ナノイーXではありません。6畳用のモデルです。

効果は限定的

効果は6畳の密閉空間で8時間稼働して、匂いが1段階低減する程度です。

しかもLDKみたいに24時間換気がある部屋だと、2時間で空気が入れ替わるから、効果が出る前に排出されちゃうんです。つまりLDKや寝室にナノイーを付けても、ほぼ意味がありません

効果があるのは密閉空間だけ

ナノイーが効果を発揮するのは以下の3箇所のみ:

  • ウォークインクローゼット(WIC)
  • シューズクローク
  • 食品庫

計画換気の対象外になる密閉空間だけです。

設計士の実体験

ろれさんの設計士も自宅のWICにナノイーを付けていて、面白い話がありました。普段は効果がわからなかったけど、間違えてスイッチを消した時に服の匂いがすごく気になったそうです。なくなって初めて気づいたパターンですね。

デメリット

ナノイーにはいくつかデメリットもあります。

  1. 見た目: 天井に器具が付くので見た目が気になる人が多い
  2. ファン音: 地味に気になるという声が多い
  3. 3年程度でモーター劣化: 異音が出るというブログ報告が複数ある
  4. 修理費: 保証切れ後で約17,000円。本体価格とほぼ同じ金額

ろれさんの判断

ろれさんは設計士と相談して、結局ナノイーは不採用にしました。

15,180円あれば消臭剤を何年分も買えるからです。コスパと故障リスクを考えて、市販の消臭グッズで対応することにしました。


場所別 匂い対策ベスト

ナノイーを使わない場合、場所ごとに最適な対策があります。

LDK(料理臭)

  • 基本: レンジフードの強運転。調理後もしばらく回し続けるのがポイント
  • 推奨: Airdogなどの空気清浄機。広い空間にはナノイーより圧倒的に効果があります
  • ペット対策: ペットを飼う予定がある人は、ロスガードだけだと不十分。Airdogなどの空気清浄機がおすすめ

シューズクローク

一条のシューズクロークは扉の下に隙間がある設計で、匂いがこもりにくい工夫があります。

  • 推奨: 竹炭 + 消臭剤の組み合わせ
  • 竹炭は天日干しで再生できて半永久的に使えます

ウォークインクローゼット(WIC)

  • 推奨: 竹炭 + 除湿剤
  • 約1,000〜2,000円で半永久的に使えます

トイレ

  • 最強: LIXILのエコカラット。アンモニアを吸着する壁材で、トイレなら約2〜5万円で半永久的に効果が続きます
  • コスパ最強: コーヒーカス。UCCの研究で活性炭の約5倍の脱臭効果が証明されています

ろれさんはデロンギのコーヒーマシンで毎日コーヒーを飲んでいるので、そのカスを天日干しして消臭剤にしています。湿った状態なら1〜2日で交換、乾燥させれば2週間〜1ヶ月持ちます。

注意点: 重曹はトイレのアンモニアには効きません。同じアルカリ性だからです。

排水口

長期不在の前に全部の排水口に水を流すだけで防げます。ラップをかぶせるのも効果的です。


コスパ対決

全部並べて比較してみましょう。

対策初期費用ランニング/年持続
ナノイー(1箇所)約15,180円約840円3年で劣化の可能性
竹炭約1,000〜2,000円0円半永久
コーヒーカス0円0円要交換
消臭剤約500〜1,000円約1,500円交換
エコカラット(トイレ)約2〜5万円0円半永久
空気清浄機約4〜8万円約3,000〜5,000円10年

ナノイー15,180円は消臭剤の約10年分に相当します。しかも3年で劣化する可能性があって修理費が17,000円。どう考えても市販の消臭剤の方がコスパがいいんです。

エコカラットは初期費用が高いですが、半永久的に効くので長い目で見ればコスパがいいです。空気清浄機も初期費用が高いですが、LDKの料理臭やペット臭にはこれが一番確実な対策です。


ろれさんの結論

匂い対策として、ろれさんは以下の方針で進めます。

  • ナノイー: 不採用。コスパと故障リスクを考えて市販の消臭グッズで対応
  • トイレ: コーヒーカスの天日干しで対応
  • WIC・シューズクローク: 竹炭で対応
  • LDK: Airdogなどの空気清浄機を導入予定
  • 排水口: 長期不在時に水を流す習慣をつける

一条工務店の高気密住宅は性能が高いからこそ、匂い対策は「ロスガード任せ」ではなく、場所別に丁寧に考える必要があります。この記事が打ち合わせの参考になれば嬉しいです。

動画では図解付きでもっと詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。


ろれさん

ろれさん

一条工務店グランスマートで埼玉県に21坪の平屋を建てた施主。家づくりの経験をYouTube・ブログ・Webツールで発信中。

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