ろれさんの一条攻略日記

一条工務店ハニカムシェード完全ガイド|4タイプ・電動/手動・落とし穴・ろれ家の実例

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ハニカムシェードは家を建てた後に「変えられない設備ナンバーワン」と言ってもいい設備です。特に電動か手動かは引き渡し後に絶対変更できないため、契約前の判断がそのまま住み心地を決めてしまいます。

この記事では、4つのタイプの違い・電動と手動の判断軸・SNSで多発する落とし穴・そしてろれ家の実際の採用パターンまで、必要な情報をまとめています。「全窓につける」前提を見直すきっかけにしてください。

この記事の内容は動画でも解説しています(クリックで再生)

ハニカムシェード『後悔しない 本当の選び方』のフックビジュアル

この動画で扱う 6 つのテーマです。

ハニカムシェード解説動画のアジェンダ: ろれ家の採用パターン、ハニカムとは、4タイプの違い、電動と手動、SNSの落とし穴、ハニカムなしという選択肢

ろれ家のハニカム採用パターン

最初に固有情報からお見せします。ろれ家のハニカムシェードは、窓ごとに4つのパターンに分けて選びました。

ろれ家のハニカム採用パターン表: 寝室=遮熱手動、LDK大窓=断熱電動、その他=断熱手動、リビング上の横長窓=不採用
場所タイプ操作
寝室遮熱手動
LDKの一番大きい窓断熱電動
それ以外の窓断熱手動
リビング上の横長窓不採用

寝室を遮熱・手動にした理由

寝室を遮熱タイプにした理由は2つあります。1つ目は朝の光を完全カットして真っ暗で寝たかったから。2つ目はプロジェクターで映像を見ることもあったから、遮光性能が高い遮熱タイプを選びました。

開け閉めの頻度は低い窓なので、手動でじゅうぶんという判断です。

LDKの一番大きい窓だけ電動

毎日朝晩あけしめする最重要の窓だから、ここだけは電動を入れました。電動オプションは1か所あたり1万1千円ですが、毎日の操作を考えればここに払う価値はあります。大きい窓は手動だと地味に重く、毎日の上げ下げが意外と疲れるという声も多いです。

それ以外の窓は断熱・手動

その他の窓は基本的に断熱タイプの手動で揃えました。光は通しつつ断熱もできる、もっとも標準的な構成です。

リビング上の横長窓は不採用

ここがろれ家の特徴です。リビング上にある横長窓には、あえてハニカムを付けていません。

理由はシンプルで、その窓は手が届かない位置にあって、そもそも開け閉めしないから。付けたところで開けっぱなしになるのが目に見えていたので、ハニカム代を浮かせて、採光と抜け感を優先しました。

ろれ家の方針:メリハリ採用

ハニカムシェードは1か所ごとに費用がかかります。だから「全窓につける」前提を一度疑って、本当に使う窓だけを厳選するのが、ろれ家の方針です。

毎日触る大窓だけ電動、寝るときに真っ暗にしたい寝室だけ遮熱、その他は標準的に断熱の手動、使わない窓は潔く不採用。これだけメリハリをつけるだけで、見積もりは数万円単位で変わってきます。


そもそもハニカムシェードとは

ハニカムシェードの仕組み: ハチの巣みたいな六角形の構造で、空気層が断熱材として機能する図解

ハチの巣みたいな六角形の構造になっている窓のシェードです。ハチの巣の中に空気の層ができて、そこが断熱材の役割を果たします。冬は冷気を、夏は熱気を遮ってくれるので、普通のカーテンよりも断熱性能が高いのが最大の特徴です。

ハニカムシェードは他のメーカーのものもありますが、一条工務店ではオランダのハンターダグラスというメーカーのものが使われています。

価格は窓のサイズによって6,600円から60,940円までかなり幅があり、タイプ・サイズ・電動の有無で大きく変わります。だからこそ、つける窓とつけない窓を最初から計画するのが大事です。


4つのタイプの違い

ハニカムシェード4タイプ比較表: 断熱・遮熱・レース・ツイン電動式それぞれの特徴と向いている場所

ハニカムシェードには4つのタイプがあります。それぞれ生地・色・遮光性能・向いている場所が違うので、窓ごとに使い分けるのがおすすめです。

タイプ生地・色特徴向いている場所
断熱(標準)不織布2重・クリーム色光を通しつつ断熱リビング・ダイニング
遮熱アルミフィルム入り・グレー遮光1級相当、真っ暗にできる寝室・西日が強い窓
レース不織布1重・透けるプライバシー+採光玄関横・洗面など
ツイン電動式断熱/遮熱+レースの組合せ1窓で調光自在リビング大窓・寝室

断熱タイプ

不織布が2重になっていて色はクリーム色。光は通すけど空気層で断熱はばっちりなので、リビングやダイニング向きです。「明るく過ごしたい場所」が基本の使い方になります。

遮熱タイプ

中にアルミフィルムが入っていて色はグレー。遮光1級相当で、閉めると昼間でも真っ暗にできます。寝室や西日が強い窓、プロジェクター用途にも向きます。一条工務店では西側の窓は標準で遮熱になっているので、それ以外の方角の窓を遮熱にしたい場合は変更オプションが必要です。

レースタイプ

不織布が1重で透けるタイプ。プライバシーを確保しつつ採光もしたい場所に向いています。

ツイン電動式

意外と知られていないのがツイン電動式。1つの窓に断熱(または遮熱)とレースを上下に組み合わせるタイプで、昼はレースで明るく、夜は断熱や遮熱を下ろして遮光する使い分けができます。

1万1千円プラスレースの追加金額もかかるので、主役の窓に絞って入れるのがおすすめです。リビングの掃き出し窓や寝室など、生活時間が長い窓で力を発揮します。


電動と手動の決定的な違い

ここが今日の最重要ポイントです。

電動は引き渡し後に後付けできない

まず大前提として、電動は引き渡しのあとで後付けが絶対にできません。これだけは契約前に決めておく必要があります。

価格は1か所あたり1万1千円のオプションです。

保証期間と修理費用

電動の保証期間は、モーターや紐などの可動部が2年、生地の部分が5年です。保証切れたあとに修理が必要になると、4万円から7万円が相場と言われています。長期メンテ費用も計算に入れて検討してください。

電動にしたい窓 3パターン

電動マストな窓3パターン: 吹き抜けの上の窓・掃き出し窓・寝室の枕元の窓
  1. 吹き抜けの上の窓:手動だと操作の紐が長く垂れて届かなくなり、結局あけっぱなしになって断熱の意味がなくなります。2階建ての吹き抜けは電動にするのがおすすめです。
  2. リビング・寝室の掃き出し窓:毎日朝晩あけしめする大窓は、手動だと毎日の上げ下げが意外と大変です。
  3. 寝室の枕元の窓:寝たまま開け閉めできるので、生活の質がぐっと上がります。

手動でじゅうぶんな窓

逆に手動でじゅうぶんなのは、トイレや洗面の小窓、開閉頻度が低い窓です。電動を入れても使う場面が少ない窓は、手動でコストを抑える方が合理的です。


SNSで多発する落とし穴5つ

ハニカムシェードのSNS落とし穴5つ: 結露でカビ、東窓を断熱で朝日問題、紐の事故、耐用年数、全窓採用で後悔

実際に後悔されている落とし穴を5つ紹介します。

1. 結露でカビが生えた

冬にハニカムを下まで閉め切ると、窓との間で空気がたまって結露します。それで黒カビが生えてしまうこともあります。

対策は、床から20センチから30センチ開けて、空気を循環させること。「全閉が正解じゃない」というのは盲点になりがちです。

また最近の電動タイプには自動で開閉する機能がついているので、これから家を建てる人はその機能を活用すればカビリスクを軽減できます。

2. 東側の窓を断熱にして朝日で起床

一条工務店では西側の窓は標準で遮熱ですが、東側は断熱のままです。寝室に東向きの窓があると、朝日がまぶしくて起きてしまうケースが多いです。

寝室の東窓は遮熱に変更するのがおすすめです。

3. 紐に小さなお子さんが絡まる事故

消費者庁の発表によると、2010年から2014年の5年間で5歳未満の窒息死亡事故が3件起きています。対策は、安全タッセルで紐を高い位置に固定するか、電動化を検討することです。

4. 耐用年数がカーテンより短い

ハニカムシェードは一般的に7年から8年くらいで寿命を迎えると言われています。カーテンの一般的な耐用年数より短いので、長期のメンテ計画に入れておく必要があります。

5. 営業に勧められるまま全窓に付けてしまう

20窓につけたら10万円を軽く超えます。使わない窓は結局あけっぱなしになるので、ろれさんみたいに「付けない選択」も大事です。


ハニカムなしという選択肢(カーテン比較)

ここまで聞いて「そもそも要らないかも」と思った方もいるかもしれません。普通のカーテンで代用するという選択肢もあります。

ハニカム vs カーテン 5観点比較表: 断熱性能、採光・遮光切替、価格、掃除、昼の目隠し+採光

5つの観点で比較してみましょう。

観点ハニカムカーテン
断熱性能
採光・遮光の切替
価格
掃除のしやすさ×
昼の目隠し+採光の両立×

1. 断熱性能はハニカムが上

ハニカムは空気層がある分だけ熱を通しにくく、断熱性能はカーテンより高めです。

2. 採光と遮光の切替はカーテンが得意

カーテンはレースとドレープを組み合わせれば、昼は明るく・夜は遮光と、時間帯ごとに切り替えられます。柔軟性の点ではカーテンに分があります。

3. 価格は市販オーダーカーテンが安いケースも

価格は窓の数によりますが、市販のオーダーカーテンで揃える方が安く済むケースが多いです。

4. 掃除はカーテンが断然ラク

カーテンはレールから外して洗濯機で丸洗いできます。一方ハニカムは水洗い不可で、拭き掃除しかできません。だから勝手口など汚れやすい窓には向きません。

5. 昼の目隠し+採光はカーテンに軍配

ハニカム単体だと、昼に明るくしたまま目隠しすることはできません。下ろすと真っ暗、上げると丸見え、です。昼間のプライバシーが必要な窓は、結局レースカーテンを併用する人も多いです。

迷ったら付けずに様子見もアリ

ハニカムなしでも、カーテンレールは後付けできます。迷ったらまず付けずに様子見して、住んでみて必要だと感じたらレールを後付けする、というのも一つの判断です。


まとめ

ハニカムシェード選びで覚えて帰ってほしい4つのポイント: 電動は契約前、結露対策、使う窓を厳選、カーテン代用もアリ

家づくりで一番後悔されやすい設備の一つがハニカムシェードです。最後に4つのポイントを覚えて帰ってください。

  1. 電動は引き渡しのあと変えられないから、必要な窓は契約前に決めること
  2. 冬は床から20〜30センチ開けて結露を防ぐこと
  3. 全窓につけるんじゃなくて、使う窓だけを厳選すること
  4. 場所によってはカーテンで代用する選択肢もあること

ろれ家の実例も交えて解説しましたが、結局のところ「我が家でどう使うか」をイメージしてから決めるのが一番です。契約前にぜひもう一度この記事を見返してみてください。


引用元


ろれさん

ろれさん

一条工務店グランスマートで埼玉県に21坪の平屋を建てた施主。家づくりの経験をYouTube・ブログ・Webツールで発信中。

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