ろれさんの一条工務店攻略日記

鳥取県で一条工務店を建てる。中国地方で唯一の体験館が米子にあります【2026年版】

一条工務店の紹介をろれさんに依頼する 紹介実績10人突破・入力3分・契約の義務なし 最大35万円相当のオプションが無料 →

鳥取県で一条工務店を検討していて、「実際の断熱性能や空調はどこで体感できるのか」「うちの土地は雪の対策がどこまで要るのか」と気になっていませんか。

先に結論をお伝えすると、鳥取県には中国5県で唯一の住まいの体験館があります。米子市の米子ハウジングテクノロジーセンターです。展示場を歩くだけでは分からない断熱と空調の効き方を、そこで体感できます。

私(ろれさん)は埼玉県で一条工務店の平屋を建築中の施主です。まだ入居前なので、鳥取の冬の寒さも米子の夏の夜も体感していません。そのぶん公式サイト・気象庁・総務省統計局・住宅金融支援機構の数値だけを根拠に、鳥取で検討している方が最初に知っておきたいことをまとめます。


結論:体験館が県内にあり、雪の条件は標高で決まる

先に要点をまとめます。

気になること鳥取県の答え
契約先はどこの会社?一条工務店の本体が直接担当
展示場は何ヶ所?7ヶ所(建築棟数実績3,532棟)
性能を体感できる場所は?米子ハウジングテクノロジーセンター(米子市両三柳263)
雪の設計対応は必要?多雪区域に該当する区域あり。標高で決まる
断熱の基準は県内で同じ?4・5・6地域の3区分に分かれる
光熱費の特徴は?電気代174,581円が全国7位。都市ガスは47位
気候の特徴は?鳥取市は猛暑日12.4日、米子市は熱帯夜16.7日
一戸建は多い?持ち家69.6%・木造71.7%・一戸建71.8%

ここから、体験館・電気代・雪・地域区分・気候の順に見ていきます。


中国地方の体験館は米子の1施設だけ

まず体験館の話から入ります。ここが鳥取県で一番の強みです。

一条工務店は全国16ヶ所に「住まいの体験館」を持っています。展示場とは別で、断熱や空調、災害への強さを実際に体感するための施設です。

米子ハウジングテクノロジーセンターで体験できるのは断熱体感ルーム・全館さらぽか空調体験・耐水害模型実験の3つ。中国5県の展示場数は鳥取7ヶ所・島根4ヶ所・岡山9ヶ所・広島10ヶ所・山口14ヶ所
米子ハウジングテクノロジーセンターで体験できること
断熱体感ルーム
全館さらぽか空調体験
耐水害模型実験

所在地は鳥取県米子市両三柳263です。中国5県のうち体験館があるのは鳥取だけなので、島根・岡山・広島・山口で検討している方も、ここまで足を運ぶ価値があります。

断熱体感ルームで何が分かるか

断熱性能はカタログの数値だけでは実感しにくい部分です。「UA値が低い」と言われても、それが体にどう感じられるかは別の話になります。

断熱体感ルームは、断熱性能の違う部屋を実際に体で比べる設備です。同じ外気温でも室内の温度と体感がどう変わるかを確かめられます。契約前に一度は入っておくと、仕様の判断に軸ができます。

全館さらぽか空調も体感できる

さらぽか空調は、床冷房とデシカント換気(除湿しながら換気する仕組み)を組み合わせた一条のオプションです。エアコンの風が苦手な方に向けた設備ですが、これも体感しないと良し悪しの判断が難しい部類に入ります。

後で触れますが、米子市は熱帯夜が年16.7日と県内では多い側です。夏の夜の効き方を確かめる意味では、条件の合う場所にある施設と言えます。

展示場は県内に7ヶ所

鳥取県は一条工務店の本体が直接担当しているエリアです。別会社が担当するエリアではないため、取扱商品やキャンペーンは全国共通の内容になります。

展示場は県内に7ヶ所。建築棟数実績は3,532棟で、公式サイトには「鳥取県戸建 着工棟数NO.1」と表記されています(住宅産業研究所調べ・対象2024年度、棟数は2026年4月末時点)。

ろれさんに紹介をお願いする

鳥取県は一条工務店の本体が担当するエリアです。優秀な営業が対応します。


鳥取市の電気代は全国7位・174,581円

光熱費の話です。ここは意外に思われるかもしれない数字です。

鳥取市の光熱費。電気代174,581円は52市中7位で全国平均149,965円、プロパンガス26,945円は20位で平均20,309円、灯油16,182円は14位で平均15,094円、都市ガス15,226円は47位で平均39,035円
光熱費(年額)鳥取市全国順位(52市中)全国平均
電気代174,581円7位149,965円
プロパンガス26,945円20位20,309円
灯油16,182円14位15,094円
都市ガス15,226円47位39,035円

鳥取市の電気代174,581円は全国平均より年2万5千円ほど高い水準です。

注目したいのは、都市ガスが47位と極端に安いことです。これは料金が安いというより、都市ガスを使う世帯そのものが少ないと読むほうが自然です。かわりにプロパンガスが20位、灯油が14位に入っています。

つまり鳥取市の家庭は、電気とプロパンガスと灯油を組み合わせて暖房と給湯をまかなっている構成です。それでも電気代が7位まで上がるので、家全体の電気の使い方が年間コストに効いてくる県だと言えます。

家づくりに引き寄せると、一条の標準は床暖房(電気ヒートポンプ式)とエコキュートなので、エネルギーは電気に寄る方向です。ただし断熱性能が上がれば同じ暖かさを保つのに必要な電力は減るので、単純に増えるとは限りません。

太陽光と蓄電池を含めた収支をどう見るかは、建築地の日照条件で変わります。契約前に自分の間取りと土地で試算を出してもらうのが確実だと思います。


鳥取の雪は標高で条件が決まる

雪の話です。

建築基準法では、雪の多い地域を「多雪区域」として特定行政庁(都道府県や市)が指定します。指定されると積雪荷重の計算条件が変わり、屋根や構造の設計に影響します。

鳥取県の垂直積雪量。岩美町・若桜町はd=1.2+0.0036×標高、八頭町・智頭町はd=1.0+0.0036×標高、県全体の範囲は30cm〜250cm、積雪の単位荷重は1cmあたり30N
エリア垂直積雪量の求め方
岩美町・若桜町d = 1.2 + 0.0036 × 標高(m)
八頭町・智頭町d = 1.0 + 0.0036 × 標高(m)
県全体の範囲30cm 〜 250cm(上限2.5m)
積雪の単位荷重1cmあたり 30N

鳥取県で特徴的なのは、垂直積雪量が市町村ごとの固定値ではなく標高から計算する式で決まっている点です。

岩美町・若桜町は「1.2+0.0036×標高」という式なので、標高0mの土地でも1.2mから始まります。標高が100m上がるごとに0.36m増える計算です。八頭町・智頭町は「1.0+0.0036×標高」で、始点が0.2m低くなります。

多雪区域に該当するのは垂直積雪量が1m以上の区域です。上の式でいうと、岩美町・若桜町は標高にかかわらず該当することになります。

積雪の単位荷重は1cmあたり30Nです。建築基準法施行令が定める最低値は20Nなので、1.5倍の重さで計算します。

なお鳥取市・米子市・倉吉市は各市が別途指定しています。この3市で建てる場合は、県の基準ではなく各市の指定を確認する必要があります。土地が決まったら所管の窓口に問い合わせておくと、設計の前提がはっきりします。

一条工務店は公式に「多雪地域では、積雪量1cmごとに約3kg/m²の積雪荷重に耐えられる構造計算も実施」としています。該当する土地で建てる場合、この構造計算が入ることになります。


断熱の基準は県内で3つに分かれる

省エネ地域区分の話です。

省エネ地域区分は、日本を1〜8地域に分けて断熱性能の基準値を決める仕組みです。数字が小さいほど寒い地域で、求められる断熱性能が高くなります。

鳥取県の省エネ地域区分。4地域は若桜町・日南町・日野町で断熱の要求が最も厳しい、5地域は倉吉市・智頭町・八頭町・江府町で中間、6地域は鳥取市・米子市など上記以外で最もゆるい
地域区分該当する市町村断熱の要求
4地域若桜町・日南町・日野町最も厳しい
5地域倉吉市・智頭町・八頭町・江府町中間
6地域鳥取市・米子市など上記以外最もゆるい

鳥取県は4・5・6地域の3区分にまたがります。県庁所在地の鳥取市と、体験館のある米子市はどちらも6地域です。

私が建てている埼玉も6地域なので、鳥取市・米子市で建てるなら埼玉と同じ基準になります。一方で若桜町・日南町・日野町は4地域で、埼玉より2区分ぶん寒い基準です。同じ県でもここまで差が出ます。

一条工務店は「標準仕様で全国どこでも断熱等級6以上をクリア」としており、グラン・スマートとアイ・スマートは「全国どこでも断熱最高等級7を標準仕様でクリア」と表記しています。ただし公式に「建築地やプラン、採用する仕様によっては満たせない場合があります」という注記が付いているので、狙っている等級がある場合は自分のプランで確認してもらうのが確実です。


鳥取市と米子市で夏の出方が違う

気候をまとめて見ます。県内2地点の平年値です。

鳥取市と米子市の気候平年値。猛暑日は12.4日と9.6日、熱帯夜は11.0日と16.7日、冬日は25.4日と23.4日、年降雪量は140cmと95cm、年降水量は1,931.3mmと1,757.2mm、年日照時間は1,669.9時間と1,732.4時間
気候(平年値)鳥取市米子市
猛暑日(35℃以上)12.4日9.6日
熱帯夜(夜25℃以上)11.0日16.7日
冬日(0℃未満)25.4日23.4日
年降雪量140cm95cm
年降水量1,931.3mm1,757.2mm
年日照時間1,669.9時間1,732.4時間

夏の出方が対照的です。鳥取市は猛暑日が12.4日と多く、日中の暑さが厳しいタイプ。米子市は熱帯夜が16.7日で、夜の暑さが残るタイプです。

住み心地で言うと、日中の暑さは冷房で対処しやすいのに対し、夜の暑さは睡眠の質に直結します。米子市で建てるなら、寝室の温度管理をどうするかが設計の論点になります。さらぽか空調を体感館で確かめる意味があるのは、まさにこの点です。

冬は鳥取市の冬日が25.4日、米子市が23.4日で、差はそれほどありません。ただし年降雪量は鳥取市140cm、米子市95cmで1.5倍近い開きがあります。除雪の負担は鳥取市側が重いということになります。

年日照時間はどちらも1,700時間前後です。太平洋側の都市と比べると少ない側なので、太陽光発電を検討する場合は建築地の条件で試算してもらう必要があります。

年降水量は鳥取市1,931.3mmと多めです。雪と雨の両方に対応する外皮の設計、つまり軒の出・外壁材・雨樋・屋根形状が効いてきます。

ろれさんに紹介をお願いする

鳥取県は一条工務店の本体が担当するエリアです。優秀な営業が対応します。


【詳細】鳥取で押さえておきたい細かい数字

ここからは細かい話です。読み飛ばしても本筋には影響しません。

建築費

住宅金融支援機構のフラット35利用者調査(2024年度・注文住宅)による鳥取県の数字です。

項目鳥取県全国平均
建設費2,822.7万円3,932.1万円
住宅面積104㎡118.5㎡
敷地面積312.4㎡329.7㎡
世帯年収370.2万円652.5万円
世帯主年齢44歳48.9歳
件数3件3,272件

この数字は参考値として見てください。 鳥取県のサンプルはわずか3件です。3件の平均は数件の外れ値でいくらでも動くので、県の実態を表しているとは言えません。世帯年収370.2万円が全国平均より280万円低いという結果も、サンプル数の少なさによるところが大きいはずです。

また、この数値は一条工務店に限らない県内の注文住宅全体の平均です。一条は坪単価が高めのハウスメーカーなので、この金額で建てられるという意味ではありません。私の場合は21坪の平屋で、坪単価ベースでは約130万円まで膨らみました。詳しくは 一条工務店の見積もりが上がっていく理由 に書いています。

住宅事情

項目鳥取県全国
持ち家住宅率69.6%60.9%
一戸建の割合71.8%52.7%
木造住宅の割合71.7%54.0%

持ち家69.6%は全国(60.9%)より9ポイント高い水準です。一戸建71.8%・木造71.7%もそれぞれ全国平均を大きく上回ります。木造の戸建てが標準の県ということになります。

冬の気温

鳥取市の1月の平均気温は4.2℃、米子市は4.7℃です。真冬日(1日中0℃を下回る日)は鳥取市0.1日、米子市0.2日で、ほぼ発生しません。雪は降るものの、氷点下が続く気候ではないということです。

台風の接近数

気象庁の平年値では、中国地方への台風接近数は年3.0回です。


まとめ

  • 鳥取県は一条工務店の本体が直接担当するエリア。展示場は7ヶ所で建築棟数実績3,532棟
  • 中国5県で唯一の住まいの体験館「米子ハウジングテクノロジーセンター」が米子市両三柳263にある
  • 体験できるのは断熱体感ルーム・全館さらぽか空調体験・耐水害模型実験の3つ
  • 鳥取市の電気代174,581円は全国7位で、全国平均より年2万5千円高い
  • 都市ガスは47位と安く、プロパンガス20位・灯油14位。電気の比重が大きい構成
  • 多雪区域に該当する区域があり、垂直積雪量は標高から計算する式で決まる
  • 岩美町・若桜町は「1.2+0.0036×標高」で、標高0mでも1.2m。積雪の単位荷重は1cmあたり30N
  • 鳥取市・米子市・倉吉市は各市が別途指定しているため、所管への確認が必要
  • 省エネ地域区分は4・5・6地域の3区分。鳥取市・米子市は6地域で埼玉と同じ
  • 鳥取市は猛暑日12.4日で日中が暑いタイプ、米子市は熱帯夜16.7日で夜が暑いタイプ

鳥取県は、性能を自分の体で確かめられる場所が県内にあるという点が他県と違うところです。断熱も空調も、数値で説明されるより一度体感したほうが判断が早くなります。米子まで行ける距離なら、展示場より先に体験館を予約しておくと、その後の打ち合わせが噛み合いやすくなるはずです。

ろれさんに紹介をお願いする

鳥取県は一条工務店の本体が担当するエリアです。優秀な営業が対応します。


関連記事


参考にした一次情報

  • 気象庁 平年値(1991〜2020年)/台風の平年値
  • 国土交通省告示第265号 別表第10(省エネ地域区分)
  • 鳥取県建築基準法施行細則(多雪区域・垂直積雪量)
  • 建築基準法施行令第86条/平成12年建設省告示第1455号
  • 総務省統計局 家計調査(二人以上の世帯・都道府県庁所在市および政令指定都市・2023〜2025年平均)
  • 総務省統計局 令和5年住宅・土地統計調査
  • 住宅金融支援機構 フラット35利用者調査(2024年度・注文住宅)
  • 一条工務店 公式サイト(鳥取県の紹介ページ・展示場一覧・住まいの体験館一覧・断熱等級の解説ページ・2026年8月時点)

よくある質問

鳥取県で一条工務店は建てられますか?
建てられます。鳥取県は一条工務店の本体が直接担当するエリアで、展示場は県内に7ヶ所あります。建築棟数実績は3,532棟、公式サイトには「鳥取県戸建 着工棟数NO.1」と表記されています。
米子ハウジングテクノロジーセンターでは何ができますか?
鳥取県米子市両三柳263にある住まいの体験館です。断熱体感ルーム、全館さらぽか空調体験、耐水害模型実験の3つを体験できます。中国5県ではここが唯一の体験館です。
鳥取県の電気代は高いですか?
高い側です。総務省の家計調査によると鳥取市の電気代は年174,581円で52市中7位、全国平均(149,965円)より約2万5千円高い水準です。一方で都市ガスは15,226円で47位と安い側になります。
鳥取県は雪の対策が必要ですか?
エリアによって必要です。鳥取県は多雪区域に該当する区域があり、垂直積雪量は標高から計算します。岩美町・若桜町は「1.2+0.0036×標高」、八頭町・智頭町は「1.0+0.0036×標高」という式で、県全体では30cm〜250cmの幅があります。鳥取市・米子市・倉吉市は各市が別途指定しています。
鳥取県の省エネ地域区分は何地域ですか?
県内で3つに分かれます。鳥取市・米子市などは6地域、倉吉市・智頭町・八頭町・江府町は5地域、若桜町・日南町・日野町は4地域です。建築地によって断熱の基準値が変わります。
鳥取県の注文住宅の相場はいくらですか?
住宅金融支援機構のフラット35利用者調査(2024年度・注文住宅)では建設費2,822.7万円ですが、鳥取県のサンプルは3件しかないため参考値として見てください。一条工務店に限らない県内の注文住宅全体の平均でもあります。

ろれさん

ろれさん

一条工務店グランスマートで埼玉県に21坪の平屋を建てた施主。家づくりの経験をYouTube・ブログ・Webツールで発信中。

一条工務店の紹介をろれさんに依頼する 紹介実績10人突破・入力3分・契約の義務なし 最大35万円相当のオプションが無料 → 一条工務店の紹介制度を徹底解説 【2026年最新】一条工務店の紹介制度を徹底解説