一条工務店で建てている我が家、基礎のコンクリートが打たれました。

10月24日に現場を見に行くと、べた基礎のベース(床の部分)のコンクリートが打ち終わっていました。打ち終わってから雨が降り出し、打ったばかりのコンクリートの上に雨が落ちていました。

雨で大丈夫かな、と心配になったのですが、打ち終わったあとの雨はむしろ悪くないそうです。その理由と、ウッドデッキ・エコキュートの土間が図面どおりに打たれているかを、写真と基礎図面で照らし合わせた結果をまとめます。

ベースのコンクリートが打ち終わった我が家の基礎。黄色い型枠に囲まれた床一面がコンクリートで覆われ、雨で表面が濡れている。奥の家並みや車はぼかしている

結論:打ったあとの雨は悪くない、土間も図面どおり

見たこと・調べたこと中身
今回打った所べた基礎のベース(床の部分)と、ウッドデッキ・エコキュートの土間。立ち上がりはこれから
雨打ち終わってから降った。打ったあとの雨は、急な乾燥によるひび割れを防ぐので、むしろ悪くないそう
土間ウッドデッキはT字、エコキュートは長方形。どちらも基礎図面の形と一致
工事アルバム配筋間隔の写真で、1mの中に鉄筋の間が5つ。図面の200mm間隔と一致
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この日の様子は、動画でもまとめています(6分24秒)。最後に、ベースを打った日の写真をスライドショーで流しています。

この記事の内容は動画でも解説しています(クリックで再生)

打ち終わってから雨、でもむしろ悪くない

打ったばかりのベースのコンクリートに雨粒の波紋が広がっている。コンクリートから突き出た2本の配管には、青いテープで用途が手書きされている

ベースのコンクリートは、打ち終わってから雨が降り出しました。写真のように、打ったばかりの表面に雨粒の波紋が広がっています。

コンクリートと雨の関係は、降るタイミングで意味が変わるそうです。

図解。打っている最中の雨は、流し込んでいる生コンに雨水が混ざるので避けたい。打ち終わったあとの雨は、表面が急に乾かないので乾燥によるひび割れが起きにくく、むしろ悪くない。我が家の基礎図面には養生は建築基準法施行令第75条によるとある

打っている最中に降ると、流し込んでいる生コンに雨水が混ざってしまいます。こちらは避けたい雨です。

一方、打ち終わったあとの雨は、むしろ悪くないそうです。コンクリートは、打ってすぐに表面だけが急に乾くと、ひび割れの原因になります。雨で表面が濡れたままになれば、その急な乾燥が起きません。

我が家の基礎図面にも、コンクリートの養生(固まるまでの手当て)は「建築基準法施行令第75条による」と書かれていました。75条は、打ち込んでから5日間は、乾燥などでコンクリートが固まるのを妨げないよう養生することを求めています。乾かしすぎないことが大事、という点で、雨の話とつながっていました。

打つ日に雨の予報が出ていても、打ち終わってから降る分には心配しすぎなくてよさそうです。

ウッドデッキとエコキュートの土間も打たれた

型枠までの記事で、捨てコンの中に砕石がむき出しの所が2か所あると書きました。基礎図面で見ると、ウッドデッキとエコキュートの土間を打つ範囲です。配筋の記事では、そこに土間用の鉄筋が置かれていました。

今回、その2か所の土間がベースと一緒に打たれていました。型枠で囲まれていないコンクリートの塊が、その2つです。

ウッドデッキの土間はT字

基礎の外側に打たれたウッドデッキの土間。真ん中だけ手前に出っ張ったT字の形をしている。奥の家並みと車はぼかしている

大きく出っ張りがあるほうが、ウッドデッキの土間です。基礎の外側に沿って打たれ、真ん中だけ手前に出っ張ったT字の形をしています。

エコキュートの土間は長方形

基礎の型枠の外側、奥に打たれた小さな長方形のエコキュートの土間。手前は土の地面

小さい長方形のほうが、エコキュートの土間です。エコキュートは家の外に置く給湯器で、重いタンクを載せるためにコンクリートの土間を打ちます。

基礎図面と照らし合わせた

我が家の基礎図面の平面図(名前などは切り取って外している)。建物の左の外側に1,200×2,000mmの長方形、下の外側にT字の土間を打つ範囲が斜線で描かれている

基礎図面では、建物の外側に土間を打つ範囲が斜線で描かれています。

  • 左の外側:1,200×2,000mmの長方形。浴室(図面のUB)のそばで、ここがエコキュートの土間
  • 下の外側:幅3,010mmのT字。910mm・1,190mm・910mmの3つに分かれ、真ん中の1,190mmだけ、さらに450mm出っ張っている。ここがウッドデッキの土間

現場の土間は、どちらも図面と同じ形でした。ウッドデッキは真ん中だけが出っ張るT字、エコキュートは小さな長方形です。

土間には自分でメジャーを当てていないので、照らし合わせたのは形と位置までです。寸法の数字まで確かめたい人は、型枠を外す前にメジャーを当てておくと安心です。

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工事アルバムも更新されていた

工事の記録写真を見られる工事アルバムも、基礎工事の写真が増えていました。現場の看板には施主の名前と住所、撮影者の名前が入っているので、看板は撮影日と項目名だけを書き直して載せています。

配筋間隔は図面どおり200mm

工事アルバムの配筋間隔の写真。格子に組まれた床の鉄筋の上に1mのメジャーが置かれ、メジャーの1mの中に鉄筋の間が5つ並んでいる。看板は撮影日2026年10月20日と項目名だけ書き直している

10月20日の「配筋間隔」の写真です。床の鉄筋の上に、1mのメジャーが置かれています。

メジャーの端から端までの1mの中に、鉄筋の間がちょうど5つ並んでいます。1mを5つに分けると200mmです。基礎図面の床の断面には「D13@200」、つまり太さD13の鉄筋を200mm間隔で入れると書かれているので、図面どおりでした。

防湿フィルムの重ねも記録されていた

工事アルバムの防湿フィルム重ねの写真。砕石の上に敷いた防湿フィルムの継ぎ目に、メジャーが当てられている。看板は撮影日2026年10月14日と項目名だけ書き直している

10月14日の「防湿フィルム重ね」の写真です。防湿フィルムの継ぎ目に、メジャーが当てられています。

型枠までの記事では、重ねの幅は自分の写真では測れなかったと書きました。工事アルバムを見ると、現場で重ねの部分にメジャーを当てて確かめ、写真に残していることが分かります。

配筋の全景と、地盤改良のコラム

工事アルバムの配筋全体の写真。晴れた日に、型枠の中で格子に組まれた鉄筋と立ち上がりの鉄筋が見える。奥の景色はぼかし、看板は撮影日2026年10月21日と項目名だけ書き直している

10月21日の「配筋全体」の写真です。コンクリートを打つ前の、鉄筋が組み上がった状態を高い位置から撮っています。

工事アルバムの地盤改良の写真。土を掘った中に、赤い線で囲まれた円形の改良体の頭が見え、物差しが当てられている。看板は工法・内容・撮影日だけ書き直している

さかのぼると、10月5日の地盤改良の写真もありました。地面の中に作った改良体(コラム)の太さを物差しで測っていて、看板には「コラム径 Φ600mm」とあります。基礎図面の表にも、地盤改良は「柱状地盤改良(ソイルセメント)」と書かれていて、工法は図面と同じでした。

図解。図面どおりか写真と工事アルバムで照らし合わせた表。ウッドデッキの土間はT字で形が一致、エコキュートの土間は1,200×2,000mmの長方形で形が一致、床の鉄筋の間隔はD13を200mm間隔で一致、防湿フィルムは重ねにメジャーを当てた写真の記録あり

照らし合わせた結果をまとめると、この表のとおりです。見た範囲では、図面と違っている所は見つかりませんでした。

立ち上がりはこれから

立ち上がりの型枠のすき間をのぞいたところ。2枚の型枠の間に縦の鉄筋が立ち、底には雨水がたまっている。オレンジ色の部材が鉄筋に付いている

今回打ったのは、ベース(床の部分)だけです。壁のように立ち上がる部分は、このあとに打ちます。

立ち上がりの型枠のすき間をのぞくと、鉄筋が立ったまま残っていました。底には雨水がたまっています。ここにコンクリートが入ると、外から見たときの基礎の形ができあがります。

【詳細】型枠を外すまでの日数も図面に書いてあった

我が家の基礎図面の標準仕様には、型枠を置いておく日数が、セメントの種類と平均気温ごとに書かれていました。

型枠を置いておく間の平均気温早強ポルトランドセメント普通ポルトランドセメント
15℃以上2日3日
5℃〜15℃3日5日
5℃未満5日8日

日数の代わりに、コンクリートの圧縮強度が5.0N/mm²に達したことでもよい、と書かれています。気温が低い季節ほど、型枠を長く置いておく決まりです。

その他の現場写真

ベースを打った日に撮った写真をまとめて載せておきます。これから基礎工事を迎える人が、打設後の様子をイメージする参考になればうれしいです。写真を押すと大きく表示されます。周りの家・車・景色はぼかしています。

斜めから見たベースの全景。型枠の中の床一面にコンクリートが打たれている。周りの景色はぼかしている外周の型枠越しに見たベース。内側の立ち上がりの型枠が床から立っている。周りの景色はぼかしている広い部屋の部分のベース。雨で表面が濡れ、奥に道具を置いた台がある。周りの景色はぼかしている角の型枠から見たベース。床の真ん中から青いキャップの配管が出ている。周りの景色はぼかしている同じ角から少し引いて見たベース。周りの景色はぼかしている内側の型枠で区切られたベースの一角。表面に雨の波紋が広がっている。周りの景色はぼかしているウッドデッキの土間を真上から見たところ。型枠に沿ってコンクリートが打たれているウッドデッキの土間の出っ張りの角。側面はなめらかに仕上がり、下に型枠を留めていた金具が見える土間の側面と、型枠を支える木の杭。足元に雨水がたまっている庭の側から見た基礎の外周と、奥のウッドデッキの土間。周りの景色はぼかしている基礎の角と外周の型枠。奥にウッドデッキの土間が見える。周りの景色はぼかしている基礎の角を少し引いて見たところ。周りの景色はぼかしている外周の型枠に沿った通路と、奥のエコキュートの土間。周りの景色はぼかしている外周の型枠と、奥のエコキュートの土間を別の位置から見たところ。周りの景色はぼかしている型枠で四角く囲まれた一段低い部分。コンクリートの表面に雨水が薄く張っている同じ一段低い部分を外側から見たところ。立ち上がりの型枠が囲んでいる基礎の外側の地面から出ている白いキャップの配管と、型枠のまわりの捨てコン基礎の外側の地面と、白いキャップの配管。型枠を支える木の棒が斜めに立てかけてある砕石の地面から出ている黒い管の先立ち上がりの型枠の中の鉄筋を上からのぞいたところ。横の鉄筋の先が雨で濡れている同じ立ち上がりの鉄筋を少し寄って見たところ型枠の上から見下ろした立ち上がりの鉄筋。型枠を留める金具が渡されている型枠のすき間に立つ鉄筋を斜めから見たところ。底に雨水がたまっている型枠を上から留める金具と、すき間に立つ鉄筋型枠の中を横切る配管。青いテープが巻かれ、鉄筋が並んでいるベースのコンクリートから出た配管。先に青いテープが巻かれ、まわりに雨水が張っている

まとめ:雨の日の打設でも、打ったあとなら心配しすぎなくていい

基礎のベースを打った日に、見たことと調べたことをまとめます。

  • 今回打ったのは、ベース(床の部分)とウッドデッキ・エコキュートの土間。立ち上がりはこれから
  • 打ち終わってから雨が降ったが、打ったあとの雨は急な乾燥を防ぐので、むしろ悪くないそう。図面の養生の決まり(施行令75条)も、乾燥で固まるのを妨げないことを求めている
  • ウッドデッキの土間はT字、エコキュートの土間は長方形で、基礎図面の形と一致
  • 工事アルバムの配筋間隔は、図面の200mm間隔と一致。防湿フィルムの重ねも測った写真が残っていた

基礎図面は、着手承諾のあとに一条工務店にお願いしてもらった書類です。図面があると、現場の写真や工事アルバムを見るたびに、図面どおりかをその場で確かめられます。どんな書類がもらえるかは、配置確認から型枠までの記事にまとめています。

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